こんにちは、HAYAママです。
今週のフランス語映像教材は、
来週から始まる新シリーズ「秘密のパリへ連れてって」の序章その2です。
これから秘密のパリを案内してくれる、もう2人のガイドの方々
・ Raymondさん
・ Sébastienさん
が、それぞれ自己紹介やどういった観点から案内するのかということを
語ってくれています。
Raymondさんは、教師として言語や情報科学、映画史などを教えているそうです。
確かに、フランス語の音としてはとても聞き取りやすかったのですが、
話している内容は、アカデミックというか、やや難解な印象を受けました。
Raymondさんのメッセージを自分なりに理解すると…
建物を単なる入れ物としてではなく、意味のあるモニュメントとして見ることで
町というものをよりよく理解することができるように、
フランス語も、語彙や文法のみならず、社会学的、歴史的、美学的見地から見ることで
より理解を深めることができる
という感じでしょうか。
Sébastienさんは、不動産や金融投資のコンサルティング会社の経営者で、
週に4、5回トレーニングをしてトライアスロンをやる、アスリートでもあるそうです。
この知的なお二人が、これからどんなパリを紹介してくれるのか
とても楽しみです。
《今週の気になる単語・フレーズ》
今回は、比較表現のおさらいをしてみました。
・ pour pouvoir mieux lire un bâtiment
(建物をよりよく読むためには)
・ pour que vous puissiez mieux bénéficier de vos cours de langue
(あなた方の語学学習の効果が深まるように)
① 比較表現の形
<plus, aussi, moins>+<形容詞, 副詞>+<que+比較対象>
② 最上級表現の形
<定冠詞>+<plus,moins>+<形容詞,副詞>+<de+比較範囲>
③ 特殊変化する形容詞と副詞
・bon → meilleur,
・bien →mieux,
・petit →moindre
・mal →pis
《解説授業のポイント》
☆ 単語
voire (副・さらに)
améliorer (動・改善する)
monument (名・男 : 建築学的、歴史的、美学的、宗教的、象徴的な意味をもつ建物)
les besoins de (~の必要性から)
caméra (名・女 : ビデオカメラ) cf. 写真撮影のカメラ →appareil photo
habillé (形・着衣の)
qui sait (もしかすると、ひょっとしたら)
☆ « ne »が単独で使用される場合
① neのみで否定を表す
よく使われる動詞 : pouvoir / savoir / ose(あえて…する) / cesse(やめる)
ne+savoirの条件法 (できない・ありえない)
例:La langue ne saurait être simplement une question de technique.
(言語とは単に技術的な問題だけではありえないのでしょう)
② 虚辞のne 否定を表さない
例 :Je crains qu’il ne pleuve. (雨が降らないか心配だ)
☆ 動詞 croiser
語源:la croix (十字型・十字架)
se croiser:出会う・すれ違う・行き違いになる
例:Nos lettres se sont croisées. (私達の手紙が行き違いになった)
On s’est croisés sur un trottoir (私達は歩道ですれ違った)
この他にも、接続法の使い方についての解説がありましたが、
ここは、文法講座で授業を聞いてからまた戻ってきたいと思います。
それでは、次回の映像教材を楽しみにしています。