こんにちは。
hayamaです。
STEP2 面積チェック
次に家の規模について考えていきます。
これが設計の難易度の目安にもなります。
まず、今回の計画は延床面積140m2~190m2(42.26坪~57.36坪)としなければいけません。
(課題文の指定より。この範囲に収まらないと試験に落ちます。)
以前の記事で書きましたが、ふだん私は3LDK・30坪台の家を設計することが多いです。
今回の課題はそれにプラスしてフリールーム(倉庫、トイレ含む)20帖=10坪なので、だいたい40坪くらいになりますが、それでもあと2.26坪余っています。
つまり、かなり余裕のある設計でOKということですね。
そのイメージをもって部屋ごとに面積を割り振っていきます。
やり方はこちらの記事で紹介したことがあります。
必要な面積を階ごとに帖数で書き出します。
【1階】
玄関 2
ホール 2
廊下 4
LDK 20
納戸 2
トイレ+洗面所 1.5+2
階段 3
フリールーム 16
倉庫 2
トイレ 1.5
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計 56帖
【2階】
廊下 4
主寝室 8
WIC 3
子ども部屋 6
和室 8 (押入・床の間含む)
トイレ+洗面所 1.5+2
階段 3
吹抜け (16)
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計 35.5帖(+16帖)
【1階でも2階でも可】
ワークスペース 4
脱衣室 3
UB(ユニットバス) 2
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計 9帖
以上を合計すると100.5帖(50.25坪)になるので、この床面積をもとに進めていくとよい感じになりそうです。
あとはワークスペースと水回りを1階にするか2階にするかですが・・・
A案:1階にした場合
B案:2階にした場合
比較すると、
①外観
Aは下屋のある家らしいフォルムになり、Bは総2階に近い四角いフォルムになりそう。
②外構
Bのほうが1階の床面積が小さいので、例えば「おうちキャンプをできるようにしたい」とか「趣味のガーデニングや家庭菜園を満喫したい」のような希望があって庭をできるだけ広くしたい場合はBにしたほうがよいですよね。
これはどちらが正解ということはなく、お施主さんの好みで決めることになります。
今回はA案(下屋のある家)で設計してみます。
~つづく~