過ぎ去った夏を懐かしむ日々の中、一日の中で少しずつ秋の風を感じる時間が増えて、新しい季節にドキドキとハラハラを感じ始めています。


この夏は、思ってもいない場所でご縁が繋がったり、これまであったご縁が深まったりと、出会いに溢れた時間となりました。


息子との二人旅を二度して、様々な土地や、その地域の方々との関わりを持ったことで、その場所の良さはもちろん、日本の良さ、葉山の良さを再発見したり。


(彼との夏物語は、また改めて懐かしみたいと思っています📝)


短期間に劇的な変化を繰り返すこの時代で、暮らす人々の価値観が大きく変わることなく、ブレずに生きられる葉山は、やはり魅力的です。


この環境が、知らず知らずのうちに心を育み、強くしてくれているような気がします。


攻めずに守り続ける姿勢。


本来の形で、ありのままを尊重し、その場所らしく、その人らしくいることで、価値を高め続ける。


「守る」という言葉は、「攻める」という言葉と比較すると穏やかで弱い響きに聞こえるかもしれませんが、根底にあるものは「戦う」と同じで、戦い方、ベクトルが違うだけ。


だからそれは、決して、ただただ穏やかなわけでも、強くないわけでもないような気がしています。


変わらない、変わりたくないという揺らがない姿勢は、町の美しさに反映されているのか、町全体に心を揺さぶられているような感覚を持つ瞬間があります。


母が葉山で不動産業を始めて、もうすぐ30年。


私は15年。


これからも変わらず、地道に丁寧に取り組み続ける先に、5年後、10年後、20年後先の未来があることを信じて。


純粋なものをたった一人でも磨き続けて、自分の表現を突き詰めることで、想いが届いたり、心に響くことが出来たら嬉しいです。


信じる人達と共に、不思議な道を歩いて行こう。


一歩一歩、欲張らず、面白がりながらꕤ︎︎·͜· ︎︎