先ほど、突然の来訪者がやってきた。
僕が九州で学生だった頃、毎週末
モトクロスに明け暮れていた。
当時の一日の行動は早朝は太田農園 で
バイト、もつ鍋が流行っていた頃なので
ニラ栽培用のビニールハウス作り。日中は
学校に出席カードを提出しに行き、終わると
バイク屋でバイクのメンテ、DT200WRと
YZ125、YZ250が僕のレース用バイクだった。
このバイクを維持するために夜は代行運転の
バイトが外せず、日銭のチップをもらおうと一生懸命営業
していたのは大きな社会勉強になったと思う。
そんな生活だったので週末の選手権などに
参加するためのトランポなどあるはずもなく、チーム内で
唯一サラリーマンである平川さんのにお邪魔していた。
私よりも7つも上の平川さんは、超がつく位負けず嫌い,
レースでは同じチーム内でも平気で前輪を狙ってタックルを
してくる、僕もやり返すのでレースではお互いに
倒し合いなるのがいつもだった 順位やポイントを獲るよりも
平川さんだけには負けたくなかった 二人で足の引っ張り
合いをしていたと思う
おかげで行きと帰りの車中の雰囲気はいつも180°違う。
それでも帰りの夕飯は毎回鳥天定食をご馳走してくれて
僕は顔をひきつりながら「ご馳走様でした」とお礼を言っていた。
今、思えばよく僕みたいな生意気な学生と遊んでくれたもんだと
思う。
そんな平川さんが突然バイクに乗ってやってきた。
約15年振りの再会。46歳になったというが当時と
まったく変わらない姿で僕も気分は20代の頃に。
ところが「お前、顔がでかくなったと思ったらオデコが
でかくなったんだ」と 昔のバトルが再燃っす
今年から横浜支店に転勤になったようで、
熱い九州男児がやってきました。
今夏の楽しみが一つ増えた
ぜって~タックルじゃ負けね~