実は金属アレルギーより怖い口腔内アレルギー症状 | 早川歯科医院のブログ

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歯科医院を受診する目的は虫歯や歯周病以外にも様々な理由で来院されます。

よくある受診目的に『金属アレルギーが心配』
というのがあります。


金属アレルギーは接触した面というよりも、手のひらや足裏などに発疹やかゆみを伴った症状が生じるケースが多いのです。

『掌蹠膿疱症』と言われる、この症状は原因物質の金属を体内から除去することで治癒が期待できます。

また日本で保険適応の金属では掌蹠膿疱症が生じるケースはあまりないのでご安心ください。

ただし、いくつかの条件が重なると発症する可能性もあります、その場合はアレルギーテストを行うことで速やかに原因が分かります。


厄介なのは下の記事にある『食物アレルギーの口腔内症状』です。 


有名なところでは、白樺アレルギーのかたが大豆アレルギーを発症しやすい、と言うのがあります。

これは樹木の白樺と大豆のDNA配列が酷似しているため、白樺アレルギーの人がダイエットなどで大豆を大量摂取して発症してしまうケースがあるのです。

アレルギーテストでも原因が分からないことがあります。当院では口腔外など専門医へのご紹介で対応させていただきます。

虫歯や歯周病以外でもお口の中に気になることがありましたらご予約願います。


生の果物や野菜を食べると唇や口の中が腫れる…「口腔アレルギー症候群」の可能性(読売新聞(ヨミドクター)) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00010001-yomidr-sctch