フィンガーブラシとタフトブラシのご紹介(イヤイヤ期のおこさまへ) | 早川歯科医院のブログ

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お子様のイヤイヤ期ってありますよね?歯磨きもイヤイヤ期に突入して苦戦中です、と保護者の方からよく伺います。

こんなふうにさせてくれれば最高ですが…。


現実はこんな感じでしょうか…。

無理に歯ブラシを口の中に入れようとすると
どこか傷つけてしまわないか躊躇してしまうこともあるかもしれません…。



そんなときはフィンガーブラシの出番です。

いわゆる『指サック』の形状であり、先端部についたブラシで清掃していきます。

尖った場所もないのでお子様の口の中も安全に磨けます。

ただし、奥歯まで乳歯が生え揃うと、子供といえども磨き残しが出てきますので

奥歯が生えてきたら歯ブラシのトレーニングを開始しないと、奥歯の虫歯リスクが上がってしまうかも…。

ちなみにこのフィンガーブラシ、大人にも使い道があります!

上の奥歯の外側(ほっぺ側)って磨きづらくありませんか?



歯ブラシのヘッドが大きいと、なかなか奥まで入らないときがあります。

従来、当院では『タフトブラシ』をご紹介してきました


ヘッドが小さく小回りがきくので奥歯を磨きやすくなります。
ただ、ヘッドの小ささは小回りがきく反面磨く効率は悪くなりますから、磨き残しは出やすくなります。

手前の歯との間を磨くにはタフトブラシが非常に有用ですが

↑こんな当て方

一番奥のさらに奥の面は慎重に当てて頂く必要があります。

そんな時にフィンガーブラシ!
人差し指で直接磨きたい場所にアプローチ出来るのでタフトブラシよりも簡単に磨けます!

お一人お一人のお口の中にあった歯磨き指導を心がけています。

セルフケアの確立が虫歯発生のリスク回避、並びに受診頻度の低下に繋がります。お気軽にご相談ください