今日は、仕事の空き時間に般若心経を写経しました(小一時間ほど)。来月初めに、新しく建てるお墓に入れるためです。

実家は分家(うちの地方では「新家(しんや)」と呼ぶ)なので、先祖代々のお墓はありません。父親が若くして無くなって今年が27回忌ということもあって、そろそろちゃんとした墓石のお墓を建ててもよかろうということになりました。迷信なんですが、若くして無くなった場合、仏壇やお墓は立派なものを揃えてはいけないと言われています;それに見合うよう仏様が増えるからだそうです。

お墓の土地はずいぶん前に、菩提寺の敷地内に購入してありましたが、実際のお墓は昔の村の共同墓地に木製の塔婆(墓石の代り)を建てて、その下に骨を埋めました。その村の共同墓地も、そろそろちゃんと区画整理しようという事になって動き始めました;それまでは非常にアバウトに「おばあさんの隣りに埋めとけば良かろう」てな具合でいいかげんに場所が決まっていました。木製の塔婆も17回忌ぐらいには朽ち果ててしまったので、お寺に新しいのをお願いした2本目です;戒名とかいろいろは住職が書いてくれるのです。

実際にはすでに墓石は建っているのですが、今はさらしを巻いてあるそうです。「開眼供養」というのをやって仏さんにお墓に入ってもらうのです。「開眼供養」は日柄を選ばないといけません。というわけで、新年度いきなり4月の平日に有休をとって実家に帰ります。

あ、写経ですが、けっこう落ち着いていいもんですよ。世の中でも流行っているようですが。