3月5日に母方の伯父が病気で亡くなりました。急いで「有休をとりますメール」を職場に送って、実家のある愛知に帰りました。

3月6、7日が通夜と告別式でした。喪主は、昨年オランダから帰国したばかりの長男(従兄)が務めました。彼は中高と同じ部活の先輩でもあります。次男(従弟;これまた中高と部活の後輩でもある)の方は、イタリアからの飛行機切符が確保できずに、8日夜に日本に到着予定だそうです;今頃はすでにお骨になった父上と対面した後でしょう。

3月6日の関東は暖かかったけれど、新幹線を降りた名古屋のホームは、低気圧通過の後でメチャメチャ寒かったです。僕にとっては、今年一番の寒さだったと思います。その中、比較的軽装備で行った僕は、お通夜の受け付けを担当することになり、凍らんばかりの冷たい強風の中で振るえていました。

翌日の7日は快晴、そして寒い。その中、告別式もお墓参りも初七日も滞りなく終り、お坊さんのありがたいお話を聴いて参りました。仏教では死後の世界とか輪廻天象とか言いますが、教えの本質は「遺された人々が故人や祖先を敬い、日々の生活を実直に生きて行きなさい」ということだそうです。だから、お経の内容も生きている人間に向けてのメッセージだということでした。

享年78歳という年齢は「ちょっと早すぎたかな?」という感じです。しかし、実直に黙々と働き、3人の子供を育て、老後は何故か海外に住むことになってしまう息子達の家を訪ねて、年に何回も海外に渡航することになってしまった田舎のオヤジである伯父は結構、人生を楽しんだかな、と思います。寡黙で、いつもニコニコ、叱られた覚えはありません。

母の家系は、女の人は長生きで、男の人は比較的「早死に」です(泣)。僕の曾祖母は百一歳まで生きました。母の父(僕の祖父)は母が18の時に亡くなっています。母の一番上の兄(長男;今回亡くなったのは次男)は享年54歳。母の夫(僕の父)は僕が20歳の時に44歳で亡くなっています。ある意味、男運がありません。せめて僕は母より先に死なないようにしたいと思っています(縁起でもない・・・)。

私的な日記でごめんなさい。