本日はお仕事で母校(大学@名古屋)に出張してきました。

2年ぐらい前だったか母校の下に地下鉄が開通しました。大学にも地下鉄の駅ができ、エスカレータを上がると講堂の前に出るのです。もともと広い大学で真中を国道が通り、名古屋市の路線バスも発着していました。それでも在学中はバスを使わず最寄りの地下鉄の駅から延々坂を上がって15分でやっと大学の敷地、教養部の教室まではさらに5分を歩いて通いました;初めだけですが。

当時は教養部(1・2年)と学部(3・4年)に別れていましたが、同じキャンパスにも関わらず手続きのために学部に行くのに構内を10分ほど歩いて行かねばなりませんでした。これは今でも変わりません。

学生時代に「朝日ジャーナル」に豆腐を切って並べたようと表現された各学部の講義棟は、それぞれのデザインで耐震補強や建て替えが行われて今はずいぶん個性的になりました。建物も高層ビルは無かったのですが、新しく建設された研究棟は高く視界を遮る存在になっています。

以前の日記で母校を訪ねたときに僕が居室に使っていた部屋が喫茶店になっていたと書きましたが、さらにとなりの実験室だったところにも進出していました。ふと考えれば、僕がこの大学(+大学院)で過ごした時間より、今の研究所に移って来てからの方がはるかに長いのですねえ。