タイトルは名古屋発祥の喫茶店チェーンの名前です(実は僕は愛知県出身で大学時代は名古屋で下宿していました)。

いやいや、職場の近くにいつの間にかできていました。店の外装内装ともにログハウス風で名古屋のものといっしょです。メニューも…いっしょです(小倉トーストあり、巨大カツサンドあり、シロノワール;後述あり)。ちゃんとコーヒーにはピーナッツが付いてくるし、モーニングサービス(朝11時までは、コーヒー等の飲み物代だけで厚切りトーストとゆで卵が付いてくる)もあります。朝日新聞でも記事になったのですが関東に現在14店舗進出しているそうで、経営もまずまずだそうです。そういえば(先日、書き忘れたのですが)旧白州邸:武相荘に行った時も近くにあったのを思い出しました。

それに何が名古屋的と思ったかというと、雑誌・新聞コーナーが大きく充実しているところ。そうだよ、名古屋の喫茶店はそうだった。新聞など購読せず、喫茶店で新聞読んでたよ、自分。たいがいの雑誌は喫茶店で読んでいたのだった。喫茶店のTV(たいていある)で、大事件などを知ったものだ(下宿にTVがなかったためかも、だが)。野球や競馬も見ていたような気がします。とにかく店に長時間いるのが特徴。

名古屋は独自の喫茶店文化を持っています。一言で言うと「喫茶店は自分の家のリビングの延長」。対人口当たりの喫茶店の店舗数は東京の3倍だと言います。名古屋では繁華街でなくても、住宅街というだけで喫茶店があります。日曜日などは朝から家族全員で喫茶店で過ごすとまで言われています。東京の神田神保町の喫茶店のように暗く隠れ家的な喫茶店はどっちかというと少ないです。もちろんジャズ喫茶というものも名古屋は多いような気がしますが。

先ほど紹介したメニューの「シロノワール」とは何か。温かいデニッシュの上に冷たいソフトクリームを載せたものです。その名も日本語の「白」とフランス語の「ノワール(黒)」を合わせた造語で、正反対なものという意味だそうです(知らんかった)。

名古屋が本拠地で関東進出に成功した飲食店では「カレーハウスCoCo壱番屋」があります。カレーの辛さ、ご飯の量、様々なトッピングを売りにするカレー専門店です。関東ですでに264店舗が稼働中だそうです。そういえば「味噌カツ」で有名な「矢場とん」も銀座に進出を果たしました。という訳で、関東シロノワール食べることできます。