7月7日、七夕の日、天気予報は雨がちでしたが晴れました。僕は母校の愛知県立○○○高等学校に行ってまいりました。小学校からの腐れ縁の同級生が母校で教師をしていることもあり、卒業生講演会に講師として招かれたのです。定期考査の後なので眠くない話をという注文つき。


何用あって月世界へ-yokosuka


上は校門の写真。校門が新しくなったのは同窓会報で知っていましたが観るのは初めてかな。大学の時に教育実習で2週間を過ごして以来、いったい何年ぶりやら。体育館以外はほとんど変わっていませんでしたけれど。で、本館の入り口で迎えてくれた同級生のT君は7年ぶりくらいか、ちょっと頭が涼しくなっていた。校長室に通されるまでの間、後輩の在校生が掃除をしているところに遭遇したのですが、すごく礼儀正しく元気に挨拶されたのはちょっと不意打ちでした。T君によれば、最近の生徒(高校生)は自分たちの時代に比べて子供っぽくなったとか。


校長室では教頭先生と担当の総務主任の先生とT君(生徒指導主事!)と時間まで打ち合わせと雑談。そして1000人の聴衆の待つ体育館へ。何故かあんまり緊張しませんでしたが、壇上に立つとかろうじて前の方の生徒の表情がわかる程度。僕の話に対する反応がわからないのはちょっとやりにくかったですね。小ネタも受けてないようだし。用意してきたパワポは135枚ぐらい。持ち時間が80~90分。時間をみて途中や最後をすっとばす作戦で臨みました。ほぼほとんどを話した130枚目で終了。今回はちゃんと「はやぶさ」の話も「かぐや」の話も早口ながらこなせました。質問は男子生徒から1問だけ。みんな翌日の球技大会のことで頭がいっぱいだったかもしれません。


その後、母校の校歌(懐かしい)を一緒に歌いました。そして、花束贈呈(本格的なのは初めてだす)。


何用あって月世界へ-flower2


実は、事前に1000人の高校生のうちどれだけが髪の色を染めているかなと楽しみにしていました;愛知県は知る人ぞ知る管理教育の牙城です。自分の時代に髪を茶髪にしていたら丸刈りにされていただろうと思われますが、教育実習生として行ったその4年後には学年に何人かは言うことを聴かなくて染めている生徒がいました。さぞ、今は校則も緩くなって3分の1ぐらいは茶色いかな、と思って行ったのです。ところが体育館を見回してみると染めてる生徒は一人もいませんでした。確かに進学校で校則はそこそこ厳しいものの、時代の流れには逆らえないだろうと思っていたから、ちょっと驚きでした。どうなんすかね、田舎だからですかね。


事後に担当の先生からもらったメールには生徒の感想をまとめて送ってくれるそうで、楽しみやら、不安やら。


P.S. 最近の高校生はリアクションがないのが特徴らしいと別の人から聞きました。