もう、昨日になってしまいましたが、銀座博品館劇場にて「名探偵ポワロ ~ブラックコーヒー~」を観てきました。アガサ・クリスティが初めて書いた舞台用脚本です。昨年、観劇した神風特攻隊の舞台に出演されていた(これまたご贔屓の)女優:秋山実希さんが出演されているということで元気玉ならぬ脱力玉を届けてまいりました(意味不明ですね;笑)。

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主役のポワロ探偵役は三波豊和さん;若かりし頃しか存じ上げていませんでしたが、貫禄のある俳優さんになっていました。僕が最近よく観ている小劇場系の舞台とは違い、ちょっと商用芝居でミステリーということもあり「一件落着」的なお話でした。

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アガサ・クリスティは好きなのですが、一番最初に「アクロイド殺し」、次に「オリエント急行殺人事件」と、名作を読んでしまっているのでそれ以上はないだろう等と判断して、他は読んでないんですよね。ちなみに、今日の「ブラックコーヒー」はクリスティは戯曲しか書いておらず、没後20年を機にオズボーンがノベライズしています。

秋山さんは芝居の中ではキーパーソンではありませんが、暗くなりがちな推理劇にユーモアや明るさを添える、進歩的な考え方をもった現代っ娘バーバラの役でした。終演後、お会いしてお話した時は舞台をとっても楽しんでいるように思えました。まだバーバラモードだったのかもしれません。

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(写真の花はほとんど三波さん宛でした。)