昨日、川崎大師にお参りに行ってきました。

1番の目的はお守りを手に入れることでした。川崎大師は初詣のベスト10にも入る著名なお寺(平間寺)ですが、特に「厄除け」や「身代わり」で有名です。御払いをしてもらう人も、年中、尽きないそうです。

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実は、大学院の後輩であり、職場の後輩でもあるI君(39)が近々大手術をする予定です。すでに、2年ほど前に直腸ガンの手術で直腸全摘しており、やっと最近、体力が戻ってきたところでした。3年後の生存率60%と言われても、絶望せず、日々体力作りと仕事をこなすナイスガイです。

最近は、僕の持病(これも再発率が高い)を心配し、週に1度ぐらいの頻度で居室にお話に来てくれていました。お互い病気持ち同士、共感する部分もあったのでしょう。I君は転移が起きないよう、毎日、トレーニングを欠かさず、食べ物にも気を使い過ごしてきましたが、先日、初期段階のものですが3箇所にガンの転移らしきものが発見されました。こうゆう場合、良性・悪性に限らず、手術にて切り取るのが常識のようです。

まだ、手術の日程は決まってませんが、また、胸とお腹を大きく切り開くことになるようです。僕には「常に前向きの思考で行こう」と励ますこと以外できません。そして、せめて、弘法大師が身代わりになってくれるならと、お守りを貰いに行ってきたのです。

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※写真左は正面の門です。建立されて880年のようです。

五重塔を下から見上げたところ(下)。

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