何用あって月世界へ-tsubame
今朝の朝日新聞地方欄より;
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 相模原市若松三丁目の「あいロード若松商店街」で、植木鉢を巣代わりにしたツバメが、すくすくと育っている。軒先から巣ごと落下したが、商店主らが植木鉢に移して見守ってきた。三羽のうち一羽は六日に巣立ち、残った二羽も間もなく旅立とうとしている。

 岩森さんが経営する理容店「ブルーノート2」の軒先にツバメが営巣したのは七月初めごろ。ヒナは順調に成長していたが、同月二十四日朝、巣ごと落ちているのに気付いた。一羽は投げ出され死んでいたが、三羽は巣の中に残っていたという。

 岩森さんは向かいの「バランス整体院」の小田島さんに相談。小田島さんは手際よくプラスチック製の植木鉢に丸めた新聞紙を詰めて巣を載せ、高さ約一・七メートルの理容店のスタンド看板の上に置いた。

 「一度人間が触ると親鳥が寄りつかなくなるのでは」という商店街の人たちの心配をよそに、親ツバメが毎日餌を運び、ヒナはすくすくと成長。六日朝に一羽が巣立ったという。岩森さんは「大きく育ってくれてほっとしている。来年も巣を作りに来てほしい」と話していた。

※写真は、巣代わりの植木鉢に乗り、親ツバメから餌をもらうヒナ
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よくある話ですが、記事に出てくる理容店「ブルーノート2」は僕が10年以上前から気に入って通っている床屋です。んで、岩森さんは僕の髪を切ってくれる理容師さんで、僕はマスターと呼んでいます。実はマスターは床屋にJAZZ喫茶を併設しようと考えていました(いや、一度は試みたのですが結局うまくは回らなかった);まだ諦めてないかもしれません。

JAZZ好きのお客さんとはJAZZの話に花が咲いたり、だまってTVの音を消して、JAZZのCDをかけてくれます。渋いCDを見つけては紹介してくれます。床屋の腕もかなりのもので、安心して「いつもぐらいね。」で澄みます。素人レベルですがドラムを叩きます。歩いて行くとちょっと距離があるのですが、何軒もの床屋をスルーして行く価値のある床屋なんです。珍しいでしょ?