先ほど、0:31頃、地震が発生しました。結構大きい地震です。初動(P波)から横揺れ(S波)までかなり時間があり、そこそこ長周期(周期3Hzぐらい)の震動が目立ち、長い時間続きました。TVをつける前から、我が家では震源当てが始まります。以下、我が家の会話(実話を再現;僕は地震学者ではありませんが、一応、大学院時代は地震学講座に在籍していました);
「あ、地震!」(僕は結構、敏感で小さな初動を見逃しません。)
(他の者も気が付く)
「本当だ! S波が来たね。」
(揺れが大きくなる)
「結構、大きいな。地震波の立ち上がりが長いので、そんなに近くないな。長周期も卓越してるし。」
「震度3ぐらいかな。」
「まだ揺れが大きくなるかもしれないねー。しかし、揺れが長いな。震源地ではかなりでかい地震だろうな。」
(やっとTVを点ける;東北地方と震度の図)
「青森が震度6弱だね。津波にはとりあえず気をつけろと言ってる。」
「岩手・宮城地震の余震かな。それにしてはかなり北寄りだな。海底地震か?」
(盛岡の震度が5強から6強に変わる)
「あ、やっぱりもっと南だね。たぶん内陸地震だから、津波は心配ないね。」(と、勝手に判断)
「震度5強の範囲が広いね。」
(震源地が表示される)
「やっぱり内陸だ。余震どころか別の大きい地震だな、関係はあるだろうけど。震源が移動してるかな?」
「津波の心配は無いって。」
(ネットで検索をはじめる)
「んー、TVのが情報早いね。」
「そりゃ、とりあえずはTVを見るでしょう。」
「でも、そろそろTVも情報過多になってきたね。それに繰り返しばかりだ。」
「夜が明けないと被害がはっきりしないだろうね。」
理系家族はこんな感じになります。ちなみに僕は偶然にも震度3までしか体験したことがありません;せっかくの機会(被災者の方には無礼ですが)には出張だったりしたんで。関東で直下地震が起きた時に我が家族がどれぐらい冷静でいられるか楽しみです(不謹慎)。