無事に法事を済ませ、神奈川に帰ってきました(5/5)。

昨日はごろごろしてましたが、今日は早速、会議です。

さて、菩提寺の福田寺(曹洞宗)。その歴史は500年余だそうです。庭には伊能忠敬が約200年前に測量した測量点(今も国土地理院が測量基準点として利用しています)があります。500年記念に再建した山門(鐘が収納されています)のお披露目が4月22日にあったばかり。

それと連動して、本堂の内部の客間の襖絵が何10年ぶりかに描きかえられました。住職の希望で、お釈迦様の生まれたというチベットの山々が青色で描かれていました;その中の1枚だけに龍の姿が描かれていました。この龍は、僕の叔父のちょっとした遊び心だそうです;実はこの襖絵を書いたのは、この度、二七回忌の法要を行なった亡き父の1つ上の兄(僕の叔父)の作品です。

叔父はもとは美術の教師で、小学校の先生を40年勤め上げ、10年ほど前にリタイヤしています。が、実はすごい記録の保持者なのでした:大学時代(20歳頃)に書いた絵が「日展」で入選し、入賞者の史上最年少記録を持っていたのです。その後、記録はどう変遷したか知りませんが、1978年に石井竜也(米米クラブ)に塗り替えられています。僕の絵心は彼の影響によるものといっても過言ではありません。