かつて一緒に仕事をした仲間の訃報、というか喪中を知らせる葉書がこの冬２通も届いている。IさんとＹさん。２人とも年賀状のやり取りが続いていたから、奥様と母上様が正月を前に知らせてくれたのだろう。
なんとも悲しく、寂しい限りだが、Ｉさんについてはまだ５０歳という若さ。くも膜下出血であったそうだ。
昨年末、久しぶりに飲みに行きましょうというメールを頂き、正月明けに予定をしたのだが、Iさんより延期の申し出を頂いたまま、実現しなかった。
当日は「休日出勤をさせられ・・・」という事であった。その後連絡を待っていたのだが、彼からメールが入る事は無かった。恐らく、激務が続いてそんな余裕もないまま命日を迎えてしまったのだろう。その間、こちらから連絡をしなかった事が本当に悔まれてならない。
Ｉさんを死に至らしめた「くも膜下出血」と、実際の仕事環境との因果関係がどれ程のものだったかは、今となっては知る由もないが、サービス残業や休日出勤も強いられる激務に耐え、相当のストレスを抱えていたものである事は想像に難くない。ただの一度、ささやかでも息抜きの時間に誘っていればと思うと、何ともやりきれない気持ちになる。
くも膜下出血とは働き盛りの世代にとって、まったく恐ろしい病気である。日頃の健康管理にはいっそう留意しなければ。防衛手段は、休憩・休息・ストレス解消である。休日出勤なぞ、クソ喰らえだ。
お二人のご冥福を心より祈って、合掌。