いつまで続く?食べるラー油ブーム | 日日是好日

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食べるラー油がブームだと言われて久しいが、もうそろそろ下火になってきたのかな。1年くらいは経つだろうか、食いもののブームにしては長い方である。火付け役となった「桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油」を1度食べてみたいと思い、普段の買い物で西友に行った時には陳列棚にそれを探すのだが、いまだに商品が置いてあるのを見た事がない。よほどタイミングが悪いのか、入る途端に速攻で売り切れてしまうのか?


後発の類似商品ならいくらでも手にはいるんだけどね。いくら元祖とはいってもそんなに飛び抜けて美味いという事もないと思うのだが・・・レシピなんて大差無いだろうし。後発商品は何度か試したが、そんなに美味かったという印象はなく、食卓に常備なんて事にも至らなかった。餃子とか焼き肉などに相性いいのは当然としても、白いご飯に直接というのはチト厳しいだろう。何と言うか、塩気と旨味が足りない感じ。「辛旨」だったらキムチに敵うはずもない。


大量の類似品が出回り多くの人がその味を体験済で、ブームも終わりに近づいているであろう今日にいまなお入手困難な桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。その商品力には驚くばかりだが、ホントにちゃんと生産してるんだろうな?こうなるとやはり味の方も気になってしまうのである。ま、そのうち普通に店頭に並び出すでしょw


ちなみに「食べるラー油」のホントの元祖は石垣島にあるらしい。あと、友人から小笠原特産の「薬膳島ラー油」というのをもらった事がある(5~6年前)。これも食材(アロエ・ウコン・父島産のトウガラシ・グァバ葉など)がたっぷり入った紛いの無い「食べるラー油」だった。どちらが古いのかは知らないが、いずれも一時のブームとは無縁の「本物」だろう。