大竹まこと森林環境税について「名を変え品を変え」
６月２５日（火）の大竹まことゴールデンラジオ（文化放送）では、今年の６月から「復興特別税」として住民税に上乗せされてきた分が「森林環境税」として切り替わり、増税が継続するという東京新聞の記事を紹介した。
番組で紹介した東京新聞の記事によると、復興特別税は東日本大震災からの復興に必要な財源を確保するために創設されたが、住民税では年1000円が加算され今年の５月まで徴収されてきたところ、森林整備の財源確保が目的となる「森林環境税」に切り替わり、本来なくなるはずだった税負担が続くことになった、とある。
この記事を受けてフリーライターの武田砂鉄氏は、震災後の復興特別税や新たな森林環境税など、その税の名前だけ見ると納税する側は致し方無いと思うが、納税者は政府の『バレないようになんとなく変えていくという税のあり方』に注目しなければならないと述べた。
番組パーソナリティーの大竹まことは復興特別税の所得税加算分についても整理し、所得税加算分２.１パーセントを１パーセントに下がる代わりに、１パーセント分を防衛増税分として新たに所得税に加算し防衛費として徴収するという、看板をかけ替えるだけで年負担額は変わらない上に徴収期間は最大１３年延長されるというこの税制度について、政府はいろんなところで税金の名を変え品を変え、我々はたくさんの税金を払っていると発言してコーナーを締めくくった。
死に神岸田文雄は、「東日本大震災」の復興を進めるため、「復興特別税」を設けていたが、今年５月で終わるため、名前を「森林環境税」に改め、１３年間「延長する」事となった。
しかし、この税金が、本当に「問題」となっている、林業の衰退等による「熊被害」等を減らすために、正しく使われるのであれば、許せる部分はあるかも知れない。
しかし、全国に網を被せたが、森林の無い地方もある事から、問題ともなっている。何でもかんでも、「税金」として、自分らの首を守ろうとするやり方は絶対に許す事はできない。