あれは、確か、民主党が「政権交代」した年だったと思うが、自民党は「企業・団体献金」を禁止した。
その代わりとして、国民の全てから250円づつ集める「政党交付金」が出来たのだ。これは、一部の企業や団体から「献金」を受ける事によって、国民のための「政治」から離れるのではないか?と言った疑問からだったはず。
しかし、2012年、「経団連」の当時の会長から「献金を受け取ってくれ」と懇願され、当時の自民党の総裁だった、谷垣禎一が「有難くいただきます」と言って、再開されている歴史からして、「企業・団体献金」を受取るなら、「政党交付金」を受取るべからずだ。
一度、国民に約束した事を、勝手に「復活」させた事が、今回の「裏金事件」の大きな原因の一つだろう。