死に神岸田文雄は、孤立化の可能性があるように思う。 | 自民党潰す会・・・2

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岸田総理「裏金問題」の対応で離れる人心…「無実を訴える恩人」は厳重処分も「重鎮の処分は形だけ」

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FRIDAY

 

 派閥裏金問題に関わった39人への一斉処分から一夜明けた4月5日午前、2人の男性が12階まである参議院議員会館の自民党議員の各部屋を訪れ、こう述べていたという。  

 

 「これまでお世話になりました。フリーになりますが頑張りますので、よろしくお願いします」 

 

 さっぱりとした表情でそう挨拶をしたのは、世耕弘成元参議院幹事長(61)だ。刷り上がったばかりの『参議院議員 世耕弘成』と記されただけの名刺を配り、深々とお辞儀をしたという。 

 

 「世耕氏は党の処分で上から2番目に重い『離党勧告』処分となった。離党届を提出し、受理されている。次の選挙で勝てれば復党できる可能性はあるが、参院会派『自民党』は退会し、名刺から「自由民主党」の文字が消えた」(全国紙政治部記者) 

 

 入り口付近で待機する180cm前後の七三分けの男性は秘書の初村滝一郎氏だ。故安倍晋三総理の公設秘書を務め、’21年、長崎1区で出馬し落選。現在は世耕氏に仕えているものの、安倍派の議員秘書によると、 

 

 「世耕氏が初村氏を秘書に抱えたのは“安倍総理の後継は、この私”だと言わんばかりの態度。安倍派議員の大半は冷ややかに見ていました」 

 

 なのだという。また、挨拶の様子についてもある部屋にはなかなか入ろうとはしなかったそうだ。 

 

 「各部屋1、2分ずつサバサバした表情で挨拶回りをしていましたが、1110号室の前で世耕氏の足はピタリと止まった。少しだけ開いた扉の隙間から何度も部屋内の様子を伺って、主がいないと踏んで入っていきました」 

 

 「1110号の主」とは西田昌司参議院議員(65)だ。「政治とカネ」を巡る問題について、衆参の政治倫理審査会などで「知らぬ存ぜぬ」を繰り返する幹部に対し、「誰も知らないでは納得できない」と世耕氏をはじめとした安倍派幹部に厳しい姿勢で迫っていた。 

 

 「世耕氏は参議院を束ね、『参院の首領(ドン)』として振る舞っていたが、一夜にして急変。これまで威張っていた分、同情論も惜しむ声も聞こえてこない」(同・秘書) 

 

 その一方で、世耕氏と同じく「離党勧告」処分となった安倍派座長の塩谷立元文科相(74)には同情の声が広がっている。5日、塩谷氏は改めて会見を開き、処分に対して再審請求の申請を検討することを述べ、こう語った。 

 

 「事実誤認の中で処分が下された。派閥の会計処理にはまったくタッチしていない。心外だ」 

 

 塩谷氏は総裁選で岸田文雄総理(66)を支え、政権発足後も「折に触れ、連絡があった」と親しい仲であることを述べた。支え続けた岸田総理に対する思いを問われると、視線を下げ、こう語った。 

 

 「残念というか、一言あるかと思った。『自民党の窮状でやむなく処分をするんだ』とそういう一言があれば、『はい、わかりました』と応じたかもしれない」 

 

 安倍派生え抜きの年長者だが、「5人衆」と呼ばれる有力者でもなく、スケープゴートとして処分対象となったことは安倍派の中で知らぬものはいない。 

 

 「詰め腹を切らされた塩谷氏には同情論が相次ぎ、『処分の根拠が不明』『総理総裁の責任はないのか』など安倍派から不満の声が漏れている」(安倍派中堅議員) 

 

 処分の余波を最小限にとどめ、訪米で局面を打破し、秋の総裁選で再選を狙う。その思惑も狙い通りとは言い難いようだ。 

 

 しかし、処分によって安倍派幹部の大半は求心力を失った。派閥事務総長経験者の西村康稔前経産相(61)、下村博文元文科相(69)、高木毅前国対委員長(68)の3人には「党員資格停止」の処分が下され、次の選挙は自民党公認を得られず、無所属での戦いを強いられる。西村氏は処分後、こう述べた。 

 

 「すべてを失ったと思っている。裸一貫でもう一度ゼロから再出発する」 

 

 安倍派幹部に対して厳しい処分が下される中、萩生田光一前政調会長(60)、松野博一前官房長官(61)の両氏は「一年間の党役職停止」と下された。 萩生田氏は「5人衆」に数えられる有力者で、かつ2千万円超の不記載がありながら、役職停止にとどまった。政調会長の職はすでに辞しており、形式的な処分に過ぎない、という声が安倍派内からも聞こえてくる。前述の安倍派中堅議員がこう語る。 

 

 「森喜朗元総理のおぼえめでたく、若手をまとめていた実績に加え、反岸田の中核の菅義偉元総理とも密な連絡ができる。秋の総裁選に向けて、萩生田氏を残すことで安倍派若手を取り込み、政局に応じて利用したいのだろう」 

 さらに、役職停止のはずであるが萩生田氏の東京都連会長の続投は容認された。処分は党本部における役職が該当し、東京都連は党本部とは別組織で都連会長職は「処分の対象外」との論法だ。 

 「都連会長として、小池百合子知事への窓口でもある。小池氏の独自の嗅覚で局面を見極める能力は衰えていない。国政に打って出てくる際、萩生田氏が交渉役となる」(前出・議員) 

 5日の会見で塩谷氏に「恣意的な処分はあったと思うか」と問うと短くこう応じた。 「恣意的な、将来を考慮するところはあったと思います」 

 一斉処分も9月の総裁選を見越した政局として利用する岸田政権に派閥裏金問題の真相解明をする意思はあるのだろうか。

 

 

 死に神岸田文雄の「裏金事件」に対する、「処分」の仕方が、非常に曖昧であり、自分の事は棚に放り上げてしまっており、「国民・党員に決めていただく」と言いながら、その機会も与える事をせず、ただただ、逃げ切ろうとしている。

 こんな、総理大臣はかつて見た事が無い気もする。自分の事は「最優先」で守りながら、「安倍派」の5人衆の処分のみで、乗り切ろうとしている上に、「裏金復活に深くかかわった」可能性の強い、森喜朗に関しては、処分をしていない(国会議員を辞めているが、影響力は絶大なのに)。

 この「裏金事件」一つでも、とんでもない「違憲」であるにも拘らず、自分が「責任を取ろう」とせず、「安倍派」の一部を処分して、「終結」させようとしている事は許せない。