安倍派の塩谷立氏と西村康稔氏、弁明書を提出…党紀委員会で３９人の処分決定へ
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自民党は４日午後、党紀委員会を開き、派閥の政治資金規正法違反事件に関係した安倍、二階両派の議員ら３９人に対する処分を決定する。
安倍派元幹部の塩谷立・元文部科学相と世耕弘成・前参院幹事長については、党規律規約で２番目に重い「離党勧告」とする方針だ。処分は「離党勧告」「党員資格停止」「党の役職停止」「戒告」の４段階となる見通しだ。
党紀委は処分審査の対象となる議員らに対し、必要に応じて弁明書の提出を求めており、同日午前１０時に締め切った。同日朝には安倍派の塩谷氏と西村康稔・前経済産業相のそれぞれの秘書が党本部を訪れ、弁明書を提出した。
党執行部は、安倍派座長を務めた塩谷氏のほか、参院安倍派会長を務めた世耕氏について、特に指導的立場にあったとみて離党勧告を科す方針を固めている。
塩谷、世耕両氏とともに２０２２年の派幹部会合で安倍元首相から不正還流の中止を命じられていた下村博文・元文科相と西村氏は、１年間の党員資格停止、安倍派解散決定時に事務総長だった高木毅・前国会対策委員長は、半年間の党員資格停止が見込まれている。
安倍派の萩生田光一・前政調会長は１年間の役職停止とする方向だ。その他の議員らは、政治資金収支報告書への不記載額などに応じて役職停止か戒告とする。
党紀委は同日午後４時に始まる予定で、終了後、茂木幹事長が記者会見を開き、処分理由などを説明する。
塩谷も世耕も、大変悪い事をしていると思うが、「安倍派」の「裏金事件」が起きた当時の、事務総長は西村康稔と高木毅だったはず。８月に交替しているものの、西村康稔の責任は大変大きいと思う。
塩谷に関しては、マスコミでは、ただ、「まとめ役」として「座長」に据えたと言う情報があり、その意味では、西村康稔の責任は重大だと思う。
今年初めに、明石駅で自らが「ビラ配り」をしたという事からしても、自分を正当化しようとする行動が見える。コイツは、非常に悪いと思える。
その上、２月だったと思うが、死に神岸田文雄が「資金集めパーティー」を止めるように言ってからも、経産省の職員を集めて勉強会と称する「集会」を開き、そこに「企業からの献金」を集めた事が２回あった事は、重大だ。コイツは、「確信犯」と見る。