安倍派裏金6億円規模か 議員「中抜き」も不記載疑い パーティー収入事件
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自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティー収入を巡る事件で、パーティー券販売のノルマ超過分を議員側が派閥に納めず裏金化する「中抜き」の疑いがある金額が、2022年までの5年間で1億円近くに上るとみられることが2日、関係者への取材で分かった。
裏金総額は6億円規模に膨らむ可能性がある。
安倍派では、ノルマ超過分の約5億円を議員側にキックバック(還流)し、政治資金収支報告書に記載しなかった疑いもある。東京地検特捜部は、議員側の中抜き分についても派閥の収支報告書に記載する必要があったとみているもようだ。
そもそも、「裏金」とは何なのだろうか?そして、それを何のために使っていたのか?国会議員は、国民の有権者による「直接選挙」で選ばれた「公職者」であるはず。
だから、給料その他は、「税金」から支出されている。それだけでも、年間一匹当たりの金額は、7000万円から1億円とも言われている。
にも拘らず、このような「政治資金集めのための偽装パーティー」を開いて、カネ集めをするような「犯罪行為」に走る。「公職選挙法」の新たな制度見直しが必要不可欠である。
また、「世襲議員」が議員全体の4分の1ほどを占める事を解消するためにも、現在の「小選挙区制度」から「中選挙区制度」に戻すべきである。
また、東京地検特捜部は、「忖度」する事なく、全ての国会議員を調べ上げるべきである。