BCAAの効果とは!?
BCAAの効果
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筋肉量UP
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耐久力UP
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体脂肪減少
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回復促進
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集中力UP
前回は筋力UPをお伝えしてきましたので、今回は2.耐久力UPから5.集中力UPについてお伝えしていきます。
2.耐久力UP
BCAAを摂取すると運動後の筋ダメージを抑えることができます。
また、グリコーゲンが枯渇した状態では、BCAAが脂肪酸の酸化によるエネルギー合成を高め、結果的に疲労が起こりにくくなります。
3.体脂肪減少
BCAAの摂取量が多いとインスリン感受性が高まり、グルカゴン※や糖新生アミノ酸が減少、LDL(悪玉)コレステロールも低下します。
ロイシンはmTORを活性化することにより筋タンパクを合成し、体内にエネルギーが増えていると感じさせ、食欲を減らす作用があります。
非常に便利な作用ですので是非、空腹に我慢できない場合は、BCAAを飲みましょう(笑)
グルカゴンとは血糖値を上昇させるホルモン。膵臓のA細胞で作られ、肝臓に貯蔵されているグリコーゲンをグルコース(ブドウ糖)に分解することを促したり、アミノ酸からのグルコース(ブドウ糖)合成を促進させます。
4.回復促進
BCAAは筋ダメージを急速に回復させることができるため、トレーニング後の筋肉痛を和らげる作用があります。
またBCAAはインスリンの働きを促進させるので、CCDなどの糖質にホエイプロテインを追加して摂取するこで運動後のグリコーゲン回復を促進させます!
5.集中力UP
血中にはアルブミンというタンパク質が存在します。通常は、アルブミンにアミノ酸のトリプトファンが結合しますが、運動時など、脂肪がエネルギーとして動員されるときは脂肪酸がアルブミンと結合しようとします。
そうなると、トリプトファンは自由となり、脳に入ることができます。
脳にトリプトファンが入ると、セロトニンに変化し、精神的な疲労の原因になるという説があります。
そこでBCAAの出番です!
BCAAも脳に入ることができます。
脳に入るとき、トリプトファンと同じ運搬体を使うため、BCAAがその運搬体を使ってしまう事によりトリプトファンが脳に入り難くなってくれます。その為、BCAAを摂取することでセロトニンを減少させ、精神的な疲労を軽減することができます。