「経営特講(05)-Ⅰ~経営診断入門(EA253)」では、別に用意されている「経営診断(EB160)」の分析手法のうち、財務諸表分析といった定量分析に重点を置いている。後者の科目は、テキストこそ、定量・定性分析の両者について、触れてはいるものの、重点は定性分析に置かれ、リポートも科目修得試験も然りで、定量分析を修得したい人にとっては、期待はずれの感が否めません。
定量分析の修得を狙いとするこの特講では、トヨタ自動車と日産自動車をモデルにして、分析、診断を進めていきます。世界的にも優秀な企業として知られるトヨタ自動車でも、基準指標に落とし込んでみると、意外にも、低評価な側面があったり、日産自動車の立ち遅れの原因が見えたりとなかなか、有意義な科目でした。ただ、定量分析に重点を置いている以上、財務会計に関する科目の理解に乏しいと、かなりの苦労を強いられますので、先の前提知識を充分に備えてから、視聴するのが好ましいと思います。
今回の特講の開講中には、折り良く、ライブドアが活きた教材を提供してくれまして、財務諸表分析の修得がより進んだのではないかと思います。
今回紹介した「経営特講(05)-Ⅰ」ならびに、以前紹介した「情報特講(00)-Ⅲ」の担当講師は、直井昭貞先生ですが、この先生の受け持つ特講では、提出課題をただ、採点するだけに留まらず、講評を各自の答案になされるので、学習の励みになること請け合いで、そうした意味からも受講をお勧めしたいですね。



