
5月8日(金)ロッテ5回戦(福岡D)、6-5でサヨナラ勝ち。対戦成績3勝2敗。動かざること山のごとし。頑迷固陋の指揮官は、いまごろ選手に感謝しているはずだ。昨年、反転攻勢の分岐点になった川瀬の逆転サヨナラ打もホームでのロッテ戦ではなかったか。
9回の逆転劇がなければ、このままズルズルと1勝2敗ペースで26日からの交流戦に借金3か5で突入する形勢だった。上沢は4月に大記録を逃して好投した134球の疲れが尾を引いている。
6回に降板するまで毎回塁上を賑わし、捕まるのは時間の問題だったが、エースの自覚を促す指揮官は、続投を命じた。勝負はまだ先、と読むのは間違いではないが、左が続くところで継投だった。あるいは、7回に試運転の杉山を出すくらいなら、不安だらけのヘルナンデスではなく、ここで杉山を出してほしかった。
9回は栗原の一発が相手守護神を動揺させた。代打の場面は出力の弱い中村ではなく、振り負けない笹川の出番だった。野村が勇気を出して盗塁したのも効いた。牧原のレフトライナーは、飛び込んだ西川のグラブの土手に当たり落球した。ダイビングキャッチは目線がブレるので捕球が非常に難しい。試合終了後、ベンチを去る西川はタオルで顔を覆い悔し泣きしていた。この責任感は必ず後で生きる。
谷川原は追い込まれて分が悪かったが、東京MXで解説していた森福が「サイドハンド投手の球筋は谷川原のスイングに合う」と語っていたら、そのとおりになった。プロの目はやはり適確である。
指揮官の放任(あるいは長期的視野の)采配は、ときに選手のやる気を削ぐと試合中危惧していた。しかし、最後の最後に選手が意地を見せた。9回にヒットを打った4人には監督賞として金一封を出すべし。
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