鬼門突破 | 嗚呼 ソフトバンクホークス

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9月10日(火)楽天21回戦(仙台)、4-1で勝ち。対戦成績12勝9敗。鬼門の地で先勝。ヘタレ1号はファームで6回途中、エラー絡みの3失点。2号は初回、先制してもらった直後に早くも打たれて失望感が広がったが、なんとか6回までは踏ん張った。現時点では2号の石川が先発に残った。ここはゲームセットの声を聞くまで安心できないが、杉山-ヘルナンデスが完璧リリーフしたのが大収穫。

甲斐が珍しく内角を盛んに要求し、石川もそれによく応えた。7回に打球を足にぶつけて降板したが、91球6安打無四球は、この投手にしては出色の出来。間隔を空けてもらっている手前、好投も当然ではあるが、1号が今季期待薄の現状では谷間を担ってもらうしかない。ただし今日のように無四球ピッチングを見せてほしい。

主軸3人で全4打点を挙げたが、1番と上位に回る9番は今日も絶望的なほど打てなかった。2人に共通するのは、凡退の内容に見るべきものがないという点だ。牧原は左腕の外角に逃げていく変化球が全く見えていない。廣瀬をそろそろ復帰させてもいいのではないか。川瀬が終盤2塁に入ったが、今宮のスペアとしての役割もある。野村勇のバットも信頼できないだけに、守れる廣瀬の存在価値は低くない。

周東も左腕先発のときは、スタメンを外してここぞというときの代走起用にすべきだ。小郷、小深田の楽天コンビが27盗塁とタイトル争いで猛追している。塁に出なければ、韋駄天も何もない。37個と10個のリードは、周東が凡退を続けている限り、あっという間に追い付かれ、抜かれる。

山川は最近のゲームではボールの見極めができているので、好調を持続していると感じていた。ヒットはそれほど多く出ていないが、タイミングが合っているので、今後も良いところで打ってくれるのではないか。

 

そのためには、1、2番と下位打線の働きがだいじになる。残り20試合の時点で、理想的な1、2番を作ることはできないが、ワンパターンといわれても、左対左はやはり攻略しづらい。

代打中村のバッティングが酷かった。代打稼業1年目では仕方ないにしろ、150キロ以上はほぼ振り遅れている。牧原の代打で出るだけの力量がいまはない。下でどう調整したのか。

 

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