6月1日（土）広島2回戦（福岡D）、2-0で勝ち。対戦成績2勝0敗。大津が５安打6三振無四球で7回を無失点で投げ抜いた。ヘルナンデスの荒れ球は気に入らないが、リズムが悪く肝を冷やす藤井はベンチの信頼を失った。
2点打線は皮肉を込めて言ったのだが、連日の貧打はしばらく我慢の子である。得点機は1回、3回、4回の3度あったが、3回に昇格した佐藤直樹の好判断で幸運な先取点が入った。
西武の若林同様、グラウンドでの態度が悪い選手で嫌いだったが、戦力外から育成になって目が醒めたという。俄かに信じられないが、右打ちに徹すると話す言葉が本当だと信じたい。以前のように、三振すれば不貞腐れ顔でベンチに戻るような表情をしたら、指揮官は即刻落とすべきである。消去法で支配下登録されたことを肝に銘じて、謙虚にプレーしてほしい。
大津は6回の2死2、3塁で小園に外へ2球投げて追い込んだ。甲斐ならここから1球遊んでまた外になるが、海野は内を突いて詰まらせた。海野の良い配球だった。
内外野も好守備で盛り立てた。投球のテンポが良いと守るほうもリズムが出る。大津は有原、モイネロと並んで先発主軸の3枚に格を上げた。似たタイプの板東の名を今季は聞かないが、大津を見習って出てきてほしいものだ。
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