7月11日(日)オリックス14回戦(福岡D)、7-4で勝ち。対戦成績8勝6敗。立ち上がりから宮城のピッチングは精彩を欠いていた。それに難敵左腕を意識していつも以上に打者の気迫を感じた。素人の予想は外れるものである。
前週、西武戦をじっくり見ていただけに、宮城は初回の第1球を見て調子が良くないとすぐに分かった。球威もなくキレも伸びもない。いつもは抜群のコントロールもおかしい。この調子では2、3点は取れそうだった。しかし和田が先に捕まる。4回持たずとは。1回飛ばして登板したのに3回戦ボーイとは。そろそろ先が見えてきたか。
津森は球審にやられた。3球目のストレートで三振を取ったはずが、判定はボール。これで手元をさらに狂わした。今日の球審は高低左右ともにバラバラで、出てくる投手は全員その犠牲になった。宮城もアウト3つ分は損をした。こういう辛口で定見に欠けるジャッジをしていては、ゲームそのものが壊れる。
普段の宮城だったら、キリキリ舞したはずだった。そんな快投を期待して見ていたが、獅子奮迅の活躍で19歳も疲労がたまっている。しかし球界の至宝ともいえる左腕は、こんなものではない。今後さらに強敵になる。
本調子に程遠かったとはいえ、この投手の先発試合で勝てたのは大きい。明日からの楽天3連戦は、本格派がズラリ出てくる。そのための幸先良い1勝になったが、ヘタに打順をいじらず、勝った次の日は同じ面子でいってほしい。
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