明日開幕 | 嗚呼 ソフトバンクホークス

嗚呼 ソフトバンクホークス

九州に本拠を置く唯一のプロ野球チーム・ソフトバンクホークスの試合結果を語る場。

プロ野球がいよいよ明日、開幕する。今年は143試合、延長なしの9回打ち切り。7月下旬に五輪開催で休止期間があるのが唯一不満だが・・・・。

今季のホークスは先発2枚とモイネロが出遅れ、周東や栗原、上林もバットが湿っており、戦前の予想ほど盤石ではない気がする。相対的にみて他球団が戦力の底上げに苦労している分、期待は高まっているようだ。

 

前評判のいい楽天は、岸と涌井、則本でどれくらい勝てるかがポイント。それ以外のチームは長いペナントレースで見ると、優勝は厳しい。なにより、9回でゲームセットになると、救援陣の能力が高いホークスには断然有利。6回を投げる投手を作り、4人での逃げ切りも構想しているのではないか。そうなると、救援のパターンを2パターン作ることがあり得る。それができるのはホークスくらいではないか。引き分け数は1チーム2ケタになるだろう。

上林が2軍スタート。オープン戦終盤で調子を落としていた。栗原も似たような状態だが、昨年の実績がモノを言った。この人は顔を残してスイングする。外のボールには手首を返して当てようとするので、構えるときのバランスがとても悪く映る。栗原に比べると、外角の見極めができていない。土台から変えたと言っていたので期待していたが、効果は出ていない。今季も1軍は苦しい。

 

投手陣では津森、田浦の開幕1軍が目立つ。津森は球威が増し、田浦は怪我が癒えての復帰。楽しみだ。岩嵜も切れのあるストレートが戻っているので、モイネロの代役には十分。

野手では真砂が成長しているが、まだまだ未知数。周東、栗原を含むこの3人がどれだけ仕事するか。世代交代の足音はすぐそこにまで聞こえている。

牧原が相変わらず。オープン戦終盤。広島戦だったか、2点ビハインドの7回。無死1、2塁で出てきて2球ボール、3、4球目も選べばボールなのに立て続けにバント失敗。挙句の果ては落ちるボールに手を出し三振。もう何度も見た光景だった。選球眼はなし、送りバントは下手。なにも進歩していない。愛想が尽きた。開幕する前からこれだ。守備要員は川瀬でいいが、開幕1軍は確保した。

開幕はロッテ戦。1勝2敗で十分ではないか。二木-美馬―鈴木(新人)で2勝は至難の業だ。ここは気負わず1つの借金くらいで御の字とする。

今期は楽しみな若手選手がパリーグ2球団にいる。ハムの野村とオリックスの太田だ。この2人の右打者は今季間違いなく、レギュラーになる。構えが素晴らしい。メジャーに行った大谷やヤクルトの村上には及ばないが、打席でのたたずまいが非常に美しい。ボールが今にも吸い込まれそうで、懐深く構え、膝を折った立ち姿にほれぼれする。

近年は左打者全盛で、いささか食傷気味。正統派の右の強打者として野村、太田を今季を通してウォッチしていきたい。

 

それから、球場で応援の録音音声を流すのは絶対やめてほしい。せめてそのなかの応援団の声だけでも消してほしい。12球団で最も下品な応援の音である。オープン戦を見る限り、パリーグの本拠地で応援の音を流しているのは、ホークスだけだ。常勝軍団で、目の肥えている九州のファンに、あの下品な声は似合わない。
 

宜しければ、クリックお願いします。

にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ
にほんブログ村