
10月28日(水)ロッテ20回戦(福岡D)、2-0で勝ち。対戦成績8勝11敗1分。勝敗はともかく、CSを考えるとチェンと当たっておいて良かったかもしれない。ロッテは隠すだけの余裕がない。球筋が分かれば、2度目の対戦では攻略できる気がするが、左腕嫌いの打線だから不安はある。
内川の退団が決定的になった。10月にバレが昇格したのが引き金になったと一部報道にあった。今日の試合を見ても、どれほどの惨状か素人の目にも歴然。ヤクルト時代の同僚で解説の宮本は、呆れてものが言えないほどだった。
こんなレベルの助っ人より状態が悪いと判断されたら、辞める気にもなる。今季は数試合、内川の2軍でのプレーを見たが、どう転んでもいまのバレよりも上だった。というより、今のバレより悪い打者はセパを見渡してもいない。野球以前である。
もちろん、そのことだけで内川が退団を決意したとは思えない。3月の練習試合(平時でのオープン戦)では、速球に詰まり併殺打を重ねるなど、ここ数年見慣れた内川だったから、開幕2軍はいたって当然の措置だった。
内川が不調だったから栗原が抜擢されたどうかは分からない。同じ不振組でも松田は3塁守備で定評があり、内川も1塁でGG賞を取った。守備力で1軍に残す手はあったが、捕手登録で外野もできる栗原と、1塁以外は守れない(短期決戦で外野を守ったことがあったかもしれないが)内川とでは、使い勝手が違う。
2000本を記録して以降、目に見えてバッティングが衰えた。2軍で3割は1軍で2割以下だろう。145キロ以上はまず打てない。外角の落ちるボールの見極めが悪くなった。凡退すると不貞腐れ顔が目に付いた。指揮官は主将に任命したが、その間色々な軋轢が生じたのではないか。
現役にこだわるなら喜んで送り出すべきだが、受け入れる球団があったとしても、自身が納得できる成績と処遇をつかむのは相当厳しいのではないか。
今季は、バレの出番があるたびに内川の昇格が気になった。バレは溝(どぶ)に大金を捨ててでも退団させてほしいが、内川はせめて8月ごろには一度上げて試合に出し、功労者として処遇する気配りがあっても良かった。
しかしそれをやると、栗原らの若手が委縮するとベンチは二の足を踏んだのかもしれない。昇格させる踏ん切りがつかないままに、ズルズルと下に置いたままにしたが、勝負の世界はことほどさようにシビアな世界ということである。
11月9日の最終戦(対西武)は地元開催。ここで最後の打席を迎えるか。現役続行ならセレモニーはできない。松中もそうだった。辞めるとなると寂しい。打ち出の小槌のように打ちまくった2011年は、球界2人目の両リーグ首位打者。その活躍から10年。光陰矢のごとしである。
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