9月7日(金)ロッテ22回戦(ヤフーD)、4-1で勝ち。対戦成績9勝10敗3分。四球あり、暴投ありで予想どおり先制点を与えてしまったナンクル王子。いやいや、さすが新垣くん、期待に違わない見事な乱調ぶり。きょうも観戦は5回までかと自嘲しながら見ていた。
ところがロッテも5連敗しているだけあって元気がない。振れているのは、白セルのフォロースイングだけ。2回から7回まで3者凡退と、王子を捉まえきれない。
しかし白セルはこれで何度目か? スイング後に片手を離すからバットが余計に遠くから回ってくる。あまりに続くようだと、ロッテのほうも本人に注意してスイング後も両手を離さないよう指導しないと、いまに捕手の頭をかち割る惨劇がおきる。
新垣の存外の投球に比べて、成瀬はストレートが走っていなかった。5回江川が打ったのは外から入って来た直球で、軽く合わせた感じだったが、よく飛んだ。柳田といい、江川といい、飛距離が出るのは天性のものだ。
この回、先頭ペーニャが2塁打。5番長谷川が恒例のバント失敗。この選手の無死2塁からのバントは、多村・内川の2人を怪我させている。これは罰金モノ。きょうは江川にご馳走しなければいけない。
7回、本多がやっとセフティバントを成功させた。トライしたのも久しぶり。これをなぜいままでしなかったのか理解に苦しむ。明石、多村の連打は1死からでも1番が塁に出ようとする気持ちを示したからだ。そのへんのところを本多はまだ消化し切れていない。ハム・西武戦で1度でもやったか? 試合中は選手会長でなく、斬り込み隊長なのだ。
江川が活躍したが、柳田・今宮は結果が出なかった。とくに8回明石の3ベース。無死3塁で2人とも力量不足を露呈した。プロの飯を何年食ってようが、首脳陣が育成と考えていようが、こういうときになんとかしないと、奇跡は起こらない。柳田は1-1からの3球目、今宮は1ボールからの2球目。早いカウントから打つのは構わないが、TPOに応じた打撃をしていってほしい。追い込まれたら不利だと思って早打ちしているのなら、カットの技術を磨かないといけない。
森福は、見ていて怖い。3つのアウトをよく取れたものだ。対戦する前からボールに力がないのが素人でも分かる(と、前にも書いた)。秋山監督は「休ませない」と言っているようだが、勝ちゲームを落としても良いと思っているのか? もう左にも通用しないほど球威がない。タイミングの合っていなかった根元がセンター返ししたのが良い例だ。白セルを三振に仕留めたボールは、細川に遠慮したのでなかろうが、バットが届く範囲だった。打ち損じではないか。
新垣は、もともと深刻に物事を考えるタイプではなさそうなので、昨日の敗戦も気にならなかっただろう。しかし次も好投すると勘定に入れては駄目。他にいないからローテに入ってくるだろうが、あくまで裏の2枚目あたりと踏んでおくべきだ。期待しなければ、勝った時の喜びは倍増する。きょうは、食べ尽くしたと思っていたはずの菓子が1個だけ残っていた、という心持ちである。
ともあれ、3連敗は阻止できた。明日は前回2戦目と同じヤン―マシス。マシスは前回7回を3安打と完璧に抑えられたが、1日の西武戦では2回4失点。あまり記憶にないが、打ち取るタイプだったか。ヤンは、ある程度試合を作れるようになった。
明日も若手の打棒に期待を繋ぐしかない。そして1球を大事に、1回をピシャリ、好球を打ち損じず1回で仕留める。1つ1つ勝っていくだけだ。
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