城島の阪神入りに思う | 嗚呼 ソフトバンクホークス

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嗚呼 ソフトバンクホークス-阪神入り決まる

 10月27日、城島の阪神入りが決定した。仕事中の午後3時、同じSBHファンが一報を知らせてくれた。呆然とする。同時にこの1週間、日本球界復帰騒動にピリオドが打たれたことにホッとした。


 結果的に古巣に戻って欲しいとの願いは叶わなかったので、一連の経緯を振り返るのは、あまり意味がない。しかし、若干の推測くらいはしておきたい。

 TV中継などで、MLBとの距離が一昔前に比べれば縮まっている現在、城島が日本に帰ってプレーしたいと決断した時点で、王会長にまず最初に連絡を取ったのではないかと思う。そのとき王さんは、「いまホークスに帰ってプレーするのは、得策ではないぞ」というような意味のことを進言したのではないか。


 その真意は分からない。球団の経営状況を悲観してのことかもしれないし、秋山監督の采配やチーム編成に王さんが疑問を持ち、城島もそれに共感したかもしれない。内部の者しか分からない「帰ってこないほうが良い状況」があったのではないかと邪推している。


 城島は恩師と崇める人の助言に素直に耳を傾け、マリナーズ退団発表前の時点で、王さんと話し合いをしたと思う。つまり城島と王貞治の師弟関係だけは、揺るぎなく存在したのだと思う(思いたい)。



--古巣のホークスへの未練は

 「いろいろお世話になったし、正直迷いました。きのうの夜、恩師の王さん(貞治会長)には(阪神入団の)電話をいれました。ホークスも会社の問題や、(世代交代という)チーム事情があるみたいで…」

<サンスポWeb 10/27>



 
嗚呼 ソフトバンクホークス-1001来たる
 本当はホークスに戻りたかったが、それはもう以前から無理だと知っていたのだと思う。
そうすると、ジョーの考えは、真っ先に勧誘してくれたところになるのが自然。


 職業人が打算で動くことに、なんの問題もない。むしろ30歳も過ぎて、打算のない人間のほうが怪しいものだ。カネで選択したとしても一向に構わない。


 逆に、端から古巣に戻る気がなくて、「戻りたい」という芝居を打ったのだとしたらどうか? ひょっとしたら王さんのアドバイスのような気がしてならないが、これは「城島―王」ラインがいまだ健在という前提に立っての物言いである。


 私事だが、この人に付いて行こうという尊敬する先輩がいた。しかし、ある時期を境にふと、こう考えた。この先、同伴すれば先輩の重荷になる。逆に、先輩がこけたら当方も倒れる。いずれにしろ、ひと一人に身を預けるのは止めよう・・・・。




 
嗚呼 ソフトバンクホークス-王さん何を思う?
 
前述したことと大いに矛盾するが、城島が「いつまでも王さんに頼ってばかりでは駄目だ」と考えたとする。王会長は「オレに忠義を立てなくてもいいぞ。お前のやりたいようにすればいいんだ」と諭す。もちろん、王さんと私の先輩は比較できないが、城島が悩んだ末の結論だという風に思いたいのである。


王さんがこの問題でやや不機嫌だったのは、結論が見えていたからではないか。ピエロの役をむしろ買って出たような気がしてならない。


 ジョーが帰ってくればと、この1週間は大いに想像を膨らませた。しかし、人生の選択をした男の気持ちを理解したい。プロ野球選手の城島健司捕手が好きなのである。ホークスの選手であれば一番良かったが、阪神のユニホームを着て活躍してもらいたい。



 がっかりした人はとても多いと思う。ファンは誹謗中傷でなければ、勝手気ままに批判し、応援を止めても続けても自由だ。ただ、人材の流動化は、どこの世界でも進んでいる。プロ野球の選手だって、トレード、FAは活発になり、新天地で頑張る姿を見て、古巣だ、外様だとウエットなことばかり気にしていては、この先もっと凄い移籍話があったとき、その都度一喜一憂させられる。


 応援する側の姿勢は、くどいようだがまったく自由だが、ライバルであっても、よその球団に行っても快く応援する野球好きで良いのではないか。交流戦で福岡に来たら野次ってやるのも良いだろうが、私は少し悲しい。


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