第26話「その 白いやさしい街から…」
ベースは、ARIA第6巻 Navigation28「スノーホワイト」です。
季節は冬。
灯里は藍華やアリスと話していたある質問をアリシアさんに投げかけます。
「どんな大人になりたかったんですか?」
その問いに対して、何故か雪玉を転がしだすアリシアさん。
すると、雪玉を一緒に転がしだす人が現れます。
どんどん大きくなった雪玉を中心に更に人が集まっていき、巨大な雪だるまが出来上がります。
帰り際、アリシアさんは答えます。
『子供の頃ね。雪が降るといつも雪玉を作って遊んだの。
雪玉を転がしているとね、必ず誰かがどこからともなくやって来て
一緒になって大きくしてくれるの。そして最後はみんな満足して帰っていくのよ。
その時ね、ふと思ったの。こんな大人になりたいな……てね。』
アリシアさんの灯里に対する答えにただただ目を閉じて聞いていました。
何だか体に染み入ってくるものがありました。
アリシアさんはすごい人です。
原作を一通り読み直して、
「『スノーホワイト』はやっていないなぁ。」と思っていましたが、まさか最終話に持ってくるとは。
『レデントーレ』で終わると予想していた私にとっては意表をつかれた感じでした。
『ARIA the NATURAL』全26話通しての感想ですが、
過去に原作の漫画とアニメでギャップを感じた作品は少なくないですが、そのギャップが小さいアニメでした。
原作の各ストーリーを再構築させ、
ARIA独特の穏やかでほんわかな雰囲気をそのままアニメ化されて大変良かったです。
佐藤順一監督をはじめとしたスタッフ、キャストの方々お疲れ様でした。
また続編を……とはいえ、原作はほとんど使われているので、難しいでしょう。
かといってオリジナルストーリーばかりになるのは、原作からのファンとしてやって欲しくないです。
2,3年後に原作のストーリーを積み重ねてからでいいと思います。
とりあえず、DVDは集めます。
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