鷹の目 平田/Hawkeye Hirata -3ページ目

鷹の目 平田/Hawkeye Hirata

Hawkeyeの如く、世界情勢の大局をよく見たいと思います。

 岸防衛大臣が記者会見で、ウクライナ支援のために防弾チョッキ等を載せた空自のC-2輸送機(第1便)が日本時間10日夜に到着して引き渡したと。
 それはそれで大変結構な話なのだが、まさか帰りは空便で帰ってくるのではないでしょうね?
 政府も避難民の受け入れを宣言していることだし、折角空自の輸送機が行っているのだから、日本行きを希望する避難民を乗せて来れば一石二鳥というところではないでしょうか。ここん所を注目して見守りたい。

僻目の平田

C-2輸送機:運用開始:2016年6月30日

 国連安全保障理事会とは
「5か国の常任理事国と10か国の非常任理事国で構成される国際の平和、及び安全の維持に主要な責任を負う主要機関です。安保理は、平和に対する脅威等の存在を決定し、国連憲章に基づいて、制裁等を含む措置の実施を勧告及び決定する権限を有しています。」
と書いてありました。(害務省ホームページ) 

  5か国の常任理事国とは、「米・露・中・英・仏」で固定で「拒否権保有」、10か国の非常任理事国とは任期2年で、現在はアルバニア・ブラジル・ガボン・ガーナ・インド・アイルランド・ケニア・メキシコ・ノルウェー・アラブ首長国連邦で「その他大勢組」。
 その国際の平和、及び安全の維持に主要な責任を負う国が隣の国に攻めかかるというウクライナ事案は「警察官が拳銃持って強盗に入る」のと同じじゃないか。
 こんな役にも立たない国連なんて潰してしまうがいい。まして日本などは敵国条項などの枠をはめられて、3番目に多い分担金を国民の血税から払っているなんてアホらしいと思わないのか?
 北方領土は常任理事国ロシアに盗られたまんま、沖縄を含む南西諸島は常任理事国中国が虎視眈々と狙っているというのに。国連は守ってくれんぞ‼

僻目の平田

(参考)
 国連憲章の前文は、国連の創設に参加した国々のすべての人民が持つ理想と共通の目的を次のように表明している。
 「われら連合国の人民は、われらの一生のうち二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い、基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念を改めて確認し、正義と条約その他の国際法の源泉から生ずる義務の尊重とを維持することができる条件を確立し、一層大きな自由の中で社会的進歩と生活水準の向上とを促進すること、並びに、このために、寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互に平和に生活し、国際の平和および安全を維持するためにわれらの力を合わせ、共同の利益の場合を除く外は武力を用いないことを原則の受諾と方法の設定によって確保し、すべての人民の経済的及び社会的発達を促進するために国際機構を用いることを決意して、これらの目的を達成するために、われらの努力を結集することに決定した。

 新聞(産経)報道によれば、安倍政権は、ロシアとの北方領土交渉への影響を考慮し、首相や閣僚が「固有の領土」と発言することは控えていたらしいが、「領土交渉への影響」とは一体何でしょう。
 安倍元首相は、北方領土が交渉で返ってくるとでも思っていたのでしょうか。
 戦争で取られたにしろ、ドサクサに紛れて盗られたにしろ、領土というのは一旦取られたら力づくで取り返さないと返って来ないというのが、何故解らないのでしょうか?
 ちっとはマシな考え方をする首相だと思っていたが、領土に関する考え方がこれじゃあネ。
 林外相は記者会見で「ロシアによる北方領土の占拠は法的根拠のない占拠という認識だ。法的根拠を何ら有しない不法なものだ」と述べたという、ン?。
 なぜ「竹島」にも言及しないのか?不法に占拠されているのは北方領土だけではなかろうに。
 不法に占拠されているのは「北方領土」と「竹島」である。

 北方領土の日(2月7日)  昭和56年(1981) 閣議決定
 竹島の日  (2月22日) 平成17年(2005) 島根県条例

 何故、竹島は(島根)県条例なのか?小さい島だから国としては重要視していないので県で解決しろということか。
 所詮、戦後の政治家なんて「国土」の大切さなんて理解している人はいないのでしょう。
 マッカーサー元帥に押し付けられた憲法を後生大事に抱えて三四半世紀、国家の三要素(領土・国民・統治組織)など頭に無いのでしょう。
 アメリカの保護国として暮らしてきた期間が余りにも長過ぎ、独立国家としての気概など疾うに失ってしまったのでしょうか。嗚呼!

僻目の平田

 3/9の産経新聞の囲み記事に、立憲ミンス党の泉代表の「核共有(ニュークリア・シェアリング)」に関する考えが載っていました。曰く、
「核兵器を持っていたからといって、通常兵力で攻めてきた時に核で報復攻撃をできるのか。そんなことはできない。持っていても使えない兵器が核兵器だ。抑止力にならない。」と述べたという。
 まあ、あっても無くても、否あったら害になるような政党の代表の言だからいちいちコメントに値しないのだが、こういう人達が日本の国会では堂々とのさばっているところに日本の悲劇がある。この人「核抑止力」の意味が殆ど理解できていない。
 「核兵器で通常兵器による侵攻を抑止する」などという発想は、通常は思いもつかない。この御仁「抑止」とは、「自らの力を見せつけて他者を威嚇し、他者に一定の行動を抑え止まらせること」という意味を知らないらしい。彼の言動から考えると、「核を使う」ことを前提にしている。
 「核抑止」とは、「核による攻撃を抑え止まらせる」ということがどうして解らないのでしょう。
 代表がこの程度ですから、他のミンス党員は推して知るべしというところでしょう。

僻目の平田

 日曜日の朝は、フジテレビの「日曜報道ザ・プライム」という報道番組を視ておられる方も多いと思います。
 僻目としては、フジテレビというのはまあまあ真面な放送局と思って視ていましたが今朝のコメンテーターの橋下徹の意見にはビックリというか、こんな男が一丁前のレギュラー・コメンテーターとして堂々とテレビに出ているなと。
 橋下徹氏は「ウクライナの国民(男性)は、抵抗を止めて国外退去したらどうか」などととんでもない発言をしていた。ペラペラと弁舌は立つようだが、言っている内容が???
 この男「ウクライナ人(男)は即刻銃を置いて抵抗を止めろ」と。
 「オイオイ他人の国だと思って、すぐ明け渡せ」ってか?
 此奴は、もしチャンが攻めてきたら抵抗せずに日本を明け渡せというのだろうか。
 ウクライナは陸続きだからポーランドを通ってヨーロッパの方に逃げることは出来るが日本は四周を海に囲まれている島国、どこに逃げろというのだろう。
 ゲストで出演されていた高市早苗氏(自民党政調会長)の凛とした回答が一段と光っていた。
 「是非、次期総理大臣に!」の感を強くしました。

僻目の平田

 ロシアのウクライナ侵略に関連して張本人のプーチン大統領が「核抑止部隊を特別態勢においた」と発言したことを受けて、安倍元首相が非核三原則はあるものの現下の国際情勢に鑑み「核の共有」というのを考えてみたらどうかと意見を述べられた。
 岸田現首相は即座に、日本には非核三原則があり「核の共有」は駄目だと即座に否定された。多分大方の日本国民も「えッ?非核三原則があるからダメじゃん」という気持ではないでしょうか。
 普通の国であれば二度も核被爆という悲惨な体験をすれば、二度と被爆国にならない為には如何にすればよいかを必死に考えると思うが、戦後の日本人はその考察を投げ出して「非核三原則」という「核については考えない」という考えに逃げ込んてしまいました。
 押し付け憲法を奉じて75年、「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を作って50年余これだけの長期間が経てば、日本は平和憲法のお陰で二度と戦争には巻き込まれることはないし、核攻撃など受ける筈がないという信念みたいなものが日本人の心の中に出来上がってしまったのも無理はなかろう。
 現下のウクライナでは侵略国の親玉が「核部隊を使うかも知れん」と脅しをかけたり、日本周辺でも核を使いそうな日本嫌いの二国が存在する中で、三原則に固執する日本のリーダー達の精神状態とはどういうものなのだろう。 
 そもそも「核抑止」とは、「倍返しの理論」即ち核攻撃を仕掛けられたら倍以上の核反撃をチラつかせてことによって、攻撃を思い止まらせるという考え方の筈。
 米・露と言う国が5000発以上もの信じられない数の核兵器を保有している理由を考えれば、すぐ解ることなのだが。
 僻目としては、一応真面な宰相と思っていた安倍元首相が「核の共有」論を言い出すに及んでは「もう何をか言わんや!」という気持です。
 日本国憲法を奉じている間は、「核抑止論」なんて不要ということなのでしょう。

僻目の平田

PS:「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」のだから、必要性が出て来ない。  

 ロシアのウクライナ侵略事案に関して岸田首相は、安倍元首相が報道番組で「米国の核兵器を日本に配備して共同運用する「核共有」(ニュークリアシェアリング)政策を日本も議論すべきではないか」ということを語ったことについて国会で「『核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず』という非核三原則を堅持するわが国の立場から考えて、認められない」と述べたという。
 ?????何か可笑しくねぇか。
 日本には「非核三原則」などという阿保な自縄自縛の規則があるというのは周知の事実。

 (「阿保」と言うたのは、「持ち込み」は既に黙認しているから。)
 可笑しいと言ったのは、「既にこれこれの規則があるから駄目だ」というのは一国を率いる首相が言うべき言葉なのか?ま首相は行政の長だから規則通りということか。
 しかし50年も前の非現実的な規則(1971年衆議院決議)、現在の世界情勢に鑑み首相経験のある国会議員が提案(番組言っただけだが)しているのに検討もしないで、党の総裁としては、検討を指示してもよかろう。
 野党も野党である、何故こういう世界情勢が読めない首相に対して不信任案決議を提出しないのだろう。
 ホント日本の国会議員なんて高い歳費を貰うだけで、国の事など殆ど考えていない。
 これじゃあ、国民はいつか泣きを見ることになるのではないでしょうか。

僻目の平田

 3/1の虎ノ門ニュースをみていたら、出演者の百田尚樹氏が「露のプーチン大統領の発言が可笑しい、何を言うとるのか解らん?」と盛んに息巻いておられました。
 プーチンの発言曰く「核戦力を含む核抑止部隊を高度の警戒態勢に置くと軍司令部に命じた。」
 何てことは無い極当たり前の事、即ち「核には核しか抑止力たり得ない」ということを格好つけて言っただけ。
 今回のウクライナ侵攻に対して米国を始めとするNATO諸国の核保有国と対峙する形になっているわけだから、「こっちは何時でも核で応戦できる態勢にありますよ」と牽制しているだけの話。
 そして今度の事案は「核戦争も辞さない覚悟ですよ」という脅しも兼ねているのでしょう。
 博識の百田尚樹氏でも、流石に核戦略までは難しかったか?
 大方の日本人は、広島・長崎の被爆経験から核アレルギーがあるせいか非核三原則などというお題目を唱えておけば安全だと思い込んでいますが、そろそろ「核には核しか抑止力たり得ない」ということを肝に銘ずべきではないでしょうか。
 マスゴミは、安倍元総理が報道番組で米国との「核の共有」について言及したとして騒いでいるが元総理として国の安全保障の現実案を検討すべきとおっしゃったに過ぎない。
 これをきっかけに真剣な核抑止論が湧き起これば、日本の安全保障策も一歩前に進む。中・北・露と核保有国に囲まれているわが国の存続のためには、避けて通れない課題なのだから。
 しかしその前に、現行憲法の「・・・平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようという決意」を考え直さないと、そこまで行き着かないのでは?
 プーチンに然り、醜隠蔽、金正恩などという公正と信義を信頼できない連中が周りに居るのを忘れてはならない。

僻目の平田

 モスクワ在住の国際関係アナリストの北野幸伯氏のメールマガジンにロシア軍の退役上級将校のウクライナ問題に関する考え方をレポートされておりますので抜粋してみました。まだ侵攻前の書簡。
 ロシアには「全ロシア将校協会」というのがあるそうです。
 その将校協会がプーチンのウクライナ侵攻に反対しているという話。
 協会に所属するレオニド・イヴァショフ退役上級将校が「個人的見解ではなく全ロシア将校協会の総意」として出した公開書簡。
 「全体として、戦略的安定性は維持されており核兵器は安全に管理されており、NATO軍は増強しておらず、脅迫的な活動をしていない。
 ソ連崩壊の結果、ウクライナは独立国になり、国連加盟国になった。そして国連憲章第51条によって、個別的自衛権、集団的自衛権を有する。つまりウクライナにはNATOに加盟する権利があるのだ。」
 更に
 「ロシアの国家モデルと権力システムが魅力的なものである必要があった。しかしロシアは魅力的なシステムを作ることができなかったので、ウクライナは欧米に行ってしまった。」
 「世界のほとんどの国がクリミアを今もウクライナ領と認識している。このことは、ロシア外交と内政の失敗をはっきりと示している。」
 イヴァショフ上将が、ロシアのウクライナ侵攻に反対している理由
 第1 国家としてのロシアの存在を危ういものにする。
  2 ロシア人とウクライナ人を永遠の敵にしてしまう。
  3 ロシアとウクライナの若くて健康な男性が数万人亡くなる。

 

 ウクライナ侵攻の結果予測
 「ロシアは、間違いなく平和と国際安全保障を脅かす国のカテゴリーに分類され、最も厳しい制裁の対象となり国際社会で孤立し、おそらく独立国家の地位を奪われるだろう。」と予測しています。
 では何故、プーチンは侵攻したいのか?
 「ロシアは現在、深刻なシステム危機に陥っている。しかも、ロシアの指導者たちは国をシステム危機から救うことができないことを理解している。システム危機が続くことでいずれ民衆が蜂起し、政権交代が起こる可能性が出てくる。」
 ウクライナに侵攻すれば?
 「戦争はしばらくの期間、反国家権力と国民から盗んだ富を守るための手段だ。」

 

 この書簡から解ること
 1 ロシア軍のかなりの数の将校がウクライナとの戦争を望んでいないこと。
 2 将校たちがプーチンへの忠誠心を失っている。
以上、今後のウクライナ情勢をみる参考になればと思って、余計なお世話!

僻目の平田

 ウクライナ危機が進行中の最中、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したということで岸防衛大臣が「容認できない」と息巻いているようだが、若干筋違いではないか。
 弱小国北朝鮮としてはヨーロッパ方面のゴタゴタを観ながら米・露・中という核大国に囲まれた自国の防衛手段強化に努力を傾注しているミサイル実験。
 日本の防衛大臣としては北朝鮮を非難するよりも、中・露・北というわが国を敵視している核保有国に囲まれているわけだから、むしろ貧しい中にあっても核抑止力の保有に努力する北朝鮮を見習うべきではないか。
 口先だけで「安全」を唱えても核抑止にはならない。
 核保有の主要国が、ン千発もの過剰な核兵器を保有しているのは絶対に核は撃たせないという「抑止」の考え方に立つからである。
 唯一の被爆国を自慢に良い子振っても、何の「抑止」にもならないことを悟るべきではないか。
 同盟国と雖も日本のために自国を犠牲にして核の傘を差しかけてくれるとは到底思えない。

僻目に平田