靖国神社参拝何故悪い? | 鷹の目 平田/Hawkeye Hirata

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Hawkeyeの如く、世界情勢の大局をよく見たいと思います。

  8月になると必ず「靖国神社参拝」が問題になりますが、普通の日本人・僻目としては不思議でならない。「A級戦犯が祀られているから」と。
 日本の神社に、誰を祀ろうが「日本の勝手でだろッ!」と言いたいところですが、戦後かなり時間(45年)が経ってから、日本のマスゴミが「日本の首相や閣僚の靖国神社を参拝」をあたかもいけない事のように報道するようになり、何かと日本に対し優位に立ちたいと思っている近隣2国がこれに喰らい付いて毎年文句を言うようになった。
 中国が文句を言い出したのは昭和60年(1985)中曽根首相の参拝に抗議したのが始まりで同首相が翌年の参拝を中止したことが始まりだそうです。(石平氏の産経記事)
 しかも問題となるのはA級戦犯はダメで、B・C級は問題としていないというのが不思議でならない。
 「戦犯」というのは戦争犯罪人の略で、A級(平和に対する罪)、B級(通例の戦争犯罪)、C級(人道に対する罪)の三つがあってB級というのは昔からの国際法にある罪だが、A・C級の罪はこの東京裁判のために新たに作られた全くの事後法であり、罪刑法定主義に反する全くのリンチと言える行為です。
 僻目として言わせてもらえるなら、原子爆弾という兵器で非戦闘員を焼き殺した人がおり、東京をはじめ日本の各都市を無差別に攻撃して無辜の民を殺害し、それを命じた者がいる。それは人道に対する罪にはあたらないのか。
 ま、日本には「勝てば官軍負ければ賊軍」、西洋には「Might is right.(力は正義)、Losers are always in the wrong.(敗者はいつも悪いとされる)」という言葉もあるようですから・・・・・。
 しかし、日本人は「広島・長崎への原爆投下、主要都市に対する無差別爆撃」という「人道に対する罪」を犯した者がおり、未だに裁きを受けていない者がいることに思いを致すべきだろう。
 反省するのは、猿でも出来る。

僻目の平田

靖国神社