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クレハズム

松澤くれは公式ブログ。

「不謹慎」という言葉の同調圧力で、思考を停止させたくない。自分で読んだうえで「まったく反省していない」のか「いま何を思うのか」を知り、その先に考えを巡らせる。そのために本書を購入し、読了した。

結論から言えば。
「少年A」が治ったとか更正したとか、そんなレベルに元からいないことを、はやく社会は知るべきだった。
虚飾にまみれた比喩を多用し、偽りの客観視で自分を物語化していく。どこまでも主人公=少年Aによる「物語」が展開する。書かれた言葉や描写はすぐさま経験としての説得力をもち、たえず読み手を脅迫する。

僕にはこれが「どうだフィクションはこれを超えられるか?」という、表現者に対するおぞましい挑発に思えた。
そして同時に、社会が産み落として世話を仕切れなくなった駄々っ子が「ねえ見てこっちを見て」とぐずっているようにも感じた。その眼差しは冷たくも、切羽詰まっていることに変わりはない。

認めないといけないのではないか。
悲劇や惨劇が再び起こる可能性を。

善悪の価値基準からフレームアウトした人間が、事実という物語を獲得したうえで、さらに物語るということの圧倒的な「暴力」。本書はその力をもって、僕らを脅かしつづける。

ならば考えなくてはいけない。
その挑発を直視し、相対する方法を。

彼がいまだ自分だけの物語で牙をむくならば。
社会はどのように、我が身を護るべきなのか。

彼は「元少年A」になったつもりでいる。
もう一度「少年A」を産まないことを願う。
僕はこの作品を創ることが。
その先へ進むことだと確信しています。

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「わたしの、領分。」

主催:株式会社クリエイティブアーツ
脚本・演出:松澤くれは

【公演】2015年8月11日(火) ~ 16日(日)
【料金】前売り 3,800円  当日 4,300円
【劇場】シアター風姿花伝 東京都新宿区中落合2-1-10 カネモビル目白西
http://www.fuusikaden.com

【タイムテーブル】
8月11日(火) 19:00 (X)
8月12日(水) 19:00 (Y)
8月13日(木) 14:00 (X) / 19:00 (Y)
8月14日(金) 14:00 (Y) / 19:00 (X)
8月15日(土) 14:00 (X) / 19:00 (Y)
8月16日(日) 13:00 (Y) / 17:00 (X)
※全10ステージ
※ダブルキャスト   (X)、、、Xチーム  (Y)、、、Yチーム

【あらすじ】
大学院の心理学科を卒業し、都内の療育センター(クリニック)に配属されたばかりの臨床心理士・萩野は、発達障害の児童を中心に面談を行っている。「いつか治りますよね?」「うちの子を障がい者にする気か!」親たちは口々に言いながら、救いを求める眼差しを彼女へ向ける。認識の齟齬から生じる軋轢に悩みつつも、萩野は実直に、己の信念と進むべき道を探してゆく。
ある日。数年前に定期面談を終えていた青年が、センターにやってくる。勤務先での生活を嬉々として語る彼に、まとわりつく悪意の存在。青年が起こした傷害事件は社会を巻き込んだ「自閉症をめぐる問題」へと発展し、偏見と差別が膨らみ続けるなか、萩野は一人、戦う決意をかためる。
世界のあいまいさを許容して生きるための、はるかから「わたし」の物語。


【出演】
最上瑠南、友寄蓮、赤木伸輔、來河侑希、江幡朋子、笠原賢人、岡村いずみ
亀田梨紗(X)、普光院貴之(X)、小山千春(X)、岡田昌宜(X)、奥村凛(X)
みやび(Y)、花城和輝(Y)、梅谷麻依阿(Y)、河村大(Y)、小祝麻里亜(Y)

【スタッフ】
舞台監督:新居真夏・きくたきちぞう
音響:ミ世六メノ道理
照明:タカハシカオリ(定時残業Z)
演出助手:尾崎菜奈
アドバイザー:森永たえこ
舞台装飾・小道具:定塚由里香
楽曲:みやび
フライヤーイラスト:谷川千佳
プロデューサー:杉山考明
企画:有限会社7meme
制作:くろまく株式会社

チケット予約は以下のフォームからご予約ください。
予約フォーム(松澤くれは)
https://ticket.corich.jp/apply/65870/023/



いろんな、いろんな思いがあるのですけど、ひとまず今日は告知のみで。
本番までに少しずつ、溢れ出したいと思う。
二週間にわたったワークショップ説明会が終わりました。

いま僕のできる、全力の熱量でお話しました。
僕らがこの企画で目指すこと、やりたいことが伝わったならば幸いでございます。

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説明会のラストにあえてツイキャスで生放送を試みたのは、回を重ねることで何かしら僕自身も掴めているという思いに賭けてみたかったから。
まだ演出家として未熟者もいいところですが、アクションが生むリアクションの前に、足を踏み出してみたかったから。

やって良かった。
ツイキャスは録画で残しておきました。

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プロデューサーの朝戸氏と。
カメラ目線の下手さに愛敬あり。

朝戸氏の尽力と志がなければ、このワークショップ教室は立ち上げられなかった。

間もなく参加希望者が決まる。
そこでようやくスタート地点。


思いは必ず届くと信じて。