アロハ
10時から手術が始まる。
いよいよだ。
前立腺ガンの内視鏡手術。
６時前から起きて準備、
８時には病院に到着し、
爺を降ろしてきた。
12時に終わったとしても、
いつ連れて帰れるか分からないので、
一旦一人で帰って自宅待機。
連絡があれば迎えに行くことになった。
仕事場にはまた迷惑かけて申し訳ないが、
今日は随分と遅れることを、
快く了承して貰った。
それに今日で水道管工事の全般が終わる。
明日は、ナイロンのカバーなんかを取り外し、
便器や、洗濯機を元に戻し、
工事した場所にペンキを塗り直し、終了。
我々と老夫婦も、
いろいろあったけど、
また工事が終わる頃には、
元に戻れるようにきっとなるはず....
今日の手術の後も、
爺は、まだ作業員が出入りして、
ゆっくり出来ないけど、
明日で全て終わるから、
我慢してもらおう。
毎日ドキドキしていた、
もし、水道管の、
ある部分がダメになってた時に、
工事費とは余分に払う2500ドルの話は、
とうとう請求されることはなかったので、
ホッと一息。
毎晩、爺も帰る度、
今日は何か言われたか？と心配顔で聞いてくる。
さすがに、今の時点での2500ドルは痛い.....
ひとまず、良かったと、
爺と胸を撫で下ろした、朝。
後は手術が無事に終わること。
もう、それだけ ......
内視鏡なので、
リスクは少ないと聞いたけど、
手術は手術。年も年。
今朝病院に行く途中に、
車の中で爺がふっと思い出したように、
話したこと。
そう言えば、
子ともの頃、
確か8、9歳くらいの時に扁桃腺の手術した。
それ依頼の、2回目の手術だよ、と、
緊張を隠してか、
笑いながら話していた、70代。
さぁ、爺よ、
気合い入れて、手術頑張ってくるのだ～！！！
ってか、頑張るのはドクターなんだけどね。
そうだよね、、
って窓の外に向かって一人呟いてみる、、
が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、
何にも言わず、
ただ黙って佇んでいるだけ. ..
続く。
（今朝のワイキキ）
（ダイヤモンドヘッド）