[ハワイ]#79 コロナ前ワイキキの年末年始 | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ


(カハラビーチ)

ワイキキで働いてた20年。

忙しかったハワイの年末年始。

お正月のハワイは、もちろん値段は高い。

飛行機もホテルも通常の2、3倍はする。

家族で来ようもんなら、もう何百万の世界。

だから、当然お金持ちが多いぶちゅー

見るからに上流階級のご家族、

美人の奥様はブランド物の服を来て、

小ぶりのエルメスなんかをさらっと持ってる。

きっと、このだんな様も一流企業なんだろうな、

いや、どっかの会社の社長かも?

と、貧乏婆は、勝手に想像を巡らせる。

お坊っちゃまもお嬢様方も

仕立てのいいお洋服で、

言葉使いも、そりゃあいい。品があるのだ。

物価の高いハワイで貧困に喘ぐ婆。

通常はお目にかかることもないような

こーんなお金持ちの上級階級の方々と、

お会いするハワイの年末年始。

(ヒルトンレインボータワー)


♡夏はね、主人が仕事が忙しくて

私と子供達だけで来たのよ~

もちろんホテルは、ハレクラニ。


♡今回はファーストクラスが取れなくて、

ビジネスで来たんだけど、

やっぱり、狭くてダメね。

という、奥様の白魚のような指には、

おしゃれなダイヤの指輪がキラリ❇️

思わず、しみだらけの真っ黒な自分の手を

引っ込める。

年が明けて、お客さんたちの、

白かった肌が、だんだん小麦色になっていく。

ビーチで風に吹かれ、

雄大なサンセットに包まれる。

揺れるヤシの木の下をのんびり歩き、

ランチにはパンケーキなんか頬張る。

仕事もない。家事もない。学校もない。

しがらみとストレスから解放されて、

リラックス。

そんな日々もあっという間に過ぎ、

帰国が近ずくにつれ、

みんなの顔つきが変わってくる。

続く。