遠く離れた所に住む友人や家族から心配の連絡がきています。
ニュースでは、『ハワイ島キラウエア火山が今朝噴火をしました』
そのくらいで、現地の状況があまり見えていないようです。
今朝4時15分ごろ、キラウエア火山国立公園のハレマウマウクレーターが大規模な噴火をしました。真っ黒な灰は、高さ7キロまで上がりました。
これほどまでの大きな噴火は、1924年以来だそうです。
でもこれはまだ序章で、これからもっと大きな噴火が起きるのではないかと言われています。
”噴火”と言うと、真っ赤なマグマがどか〜んというのを想像しますが、圧力が弾けたような爆発的な感じです。爆発をしてマグマやクレーターの岩を砕き、灰として上がったという感じ。
その時の映像はテレビでは写りませんでした。噴火後に灰がガラスについているのは何度も写りました。
実際、国立公園からすぐのゴルフコースに止まっていた車は、灰だらけになっています。
この噴火による火山灰の影響は、下の写真の島が黒っぽく塗られている所だそうです。
遠くコハラにも影響が行くんですね。みなさんにおなじみな地名で言うと、(北から)カメハメハの生誕地で銅像があるハヴィ、ワイピオ渓谷、ホノカア、ハマクアコースト、アカカ滝があるホノム、ヒロ、プナ(今住宅街で噴火が起きている所、カラパナ、温泉が出ると言われている所など)、カウゥ(ブラックサンドビーチ、プナルウベーカリー、サウスポイント)
この辺りのことです。
もちろん我が家はプナ地区のKeaauという場所なので含まれています。
この赤で囲まれている辺りが影響が一番強いと今朝のニュースで言っていました。青い丸の所は国立公園の起きた場所付近。ここはもちろん灰だらけなはず。それでもMinor(マイナー)=注意しましょうね!くらいのレベルなのが ホントにそのレベル?と疑いたくなります。
今朝、私はクライアントの家で目覚めました。朝7時に夫からの電話。
何事かと思って電話に出ると、キラウエアが噴火をしたと言ったのでした。
はっとして、声を出そうとするけれども肺が痛い。
窓を少し開けて寝ていたので、火山灰が家の中まで入って来ていたようです。
今日は一日中肺が痛く、眼がしょぼしょぼする感じでした。
クライアントの住むヒロでは、車には目に見えての灰は見受られませんでした。
お昼頃、家に帰る途中に寄ったKeaauのガソリンスタンドからKeaau shopping center 方面を撮った写真。写真のすぐ右側はプナ本願寺があり、写真右に写る建設中の建物は時期にロングスドラッグスができます。
今朝は小雨が降っていましたから、雲が低いというのもありますが、それとは違う火山灰で空一面がどんより灰色になっていました。
こちらでは、火山性のスモッグをヴォグ(VOG)と言いますが、こんな天気でも雲なのかVOGなのかを見極める一つとして、VOGはもっと低く、木と木の間に薄っすら白い霧のようなのが停滞している感じ。
見極めるよりも何も、匂いでわかりますけど。
家に着くと、今度はヒロでは臭わなかった硫黄の匂いがしてきます。
さすが、ここから20キロ離れた所の住宅街で噴火をしてるだけあって、キラウエア火山の爆発噴火の火山灰とは別に、住宅街の噴火の二酸化硫黄ガスがしてくるのです。
ダーリンは、窓を全部閉めてトラックをカーポートに止め、猫も犬も室内、カーポートの開いている道路側をタープで塞ぎ、水のウォーターキャッチメントは2重のカバーをし、雨樋からタンクへのパイプを外してくれていました。
ニュースでは、N95のマスクを着用するように!と言っていました。
これがN95のマスク。
たまたまこれは、建築中の我が家は色んな物を切ったり断熱材がファイバーグラスなので吸わないようにと思って買っていたのです。だからすでにかなり使っています。
これをホームディポで買う際、5枚入り(うる覚え)か15枚入りがあって、どちらを買うか悩んだのでした。でも15枚入りを買っておいてよかった。
今日は各地で無料配布をしたそうです。3M(会社)の寄付で、アメリカ赤十字が指揮をとってくれたようです。
さてさて、ここまで書いても、いったい大丈夫なの?と見えてこない事と思います。
これは素人な私の意見であって、責任は持てません。
ハワイ島の状況がこのまましばらく続くのであれば、旅行でくる事はしない方がいい。
すでにキャンセルが多く出ているそうで、観光業に大打撃と今朝の新聞には載っていました。やっぱり安全第一です。
コナ発着で、マウナケアの星空観測とハプナビーチ周辺だけの滞在でしたらいいと思うんです。ただ、せっかくこの島に来て火山国立公園に行かれないのはなんだか物足りないかもしれません。
それよりもなによりも、せっかくの旅行に不安な気持ちになる必要はあるのか?と私は思います。
絶対に来てはいけない人は、小さなお子さん、ご年配の方、呼吸器系に問題のある方。
火山灰は人的被害が無いとテレビで言っていましたが、タバコを吸わないし吸っている人が周りにいない環境にいる私でさえ肺が痛いんですよ。
今朝の噴火で、昨日や一昨日までとは状況が一変しましたから。
室内でじっとしている私は肺が痛いのに、今日はKeaauは普通に学校もあったし、大工さんたや郵便配達の方々は普通に外で働いているし、至って普通の平日でした。あれ?慌てているのは私だけ?とスーパーで保存食や水を買っていて思いました。
今起こっている噴火でふた通りの被害があります。
1、噴火をしている地区に住む住民が避難をしないといけないこと。
2、噴火から離れた安全な場所に住んでいて、噴火による火山灰、二酸化硫黄ガスのどちらかか両方の被害を受けている。
私が住むKeaauは2です。
1に該当する地区は、今までのブログでも書いた様に、パホア近くのレイラニ・エステイト、そこからカポホという地区にも噴火が起こっているのでその周辺の一帯住民です。
今後、今朝起こった噴火周辺にボルケーノビレッジの住民がどうなるかはわかりません。
それ以外の地域は、2です。
救急車のサイレン、この島に15年いますが、こんなに頻繁に聞くのは初めてです。
島全体が慌ただしいエネルギーになっています。でもね、ここは島なので逃げると言っても家財道具を積んで飛行機に乗るなんて出来ません。島をつなぐ船もありません。
夫が言うには、この島で一番クリーンで安全な場所は、カワイハイあたりだそうです。ハプナビーチあたり。いざとなったら、そこでしばらくキャンプをすると本気で言っています。
こんな時にヒロの山手側では空き巣被害が多発していて、今忙しい警察がパトロールしているようです。
火山のドーンという音が聞こえて恐ろしいと思っているのに、サドルロードにあるアメリカ軍基地では、爆弾の投下練習をしているんだとか。そのドーンという音をもしかしたら大半の住民は火山の音と思っているのかもしれません。
ハワイ島でノンビリ暮らし






