ふと。笑
なんでいままでこの記事がなかったのかが不思議に思われました。
が、きっと今月はあちこち島の中を動き回ることが多かったから、
特に強烈に意識に登っているのだと思います。
ハワイ島の自然が大好きです
同じ思いの方はたくさんいらっしゃると思いますが、ハワイ島は
自然の力がとても強い島です。
他のハワイの島もそれぞれが生まれてからのたくさんの自然や人との
関わりで積み上げて形作られた美しさを持っていますが、ハワイ島は
いまも生まれ続けているあたらしい島らしい生まれたての澄んで清らかな、
そして同時に荒々しいほどの力をもっているように感じます。
ペレはいまは、海にも流れていませんし、前回のここ『大自然!』の記事で
(5月でした)お伝えしたハレマウマウの火口で溢れていた溶岩も落ち着いて
いますが、常にその気配や存在を感じる火の、そして女性の持つ産み出す力の
エネルギーです。
ペレの産んだ真っ黒でメタリックに輝くような、地球ではないような、
どちらかと言うと月面のようなその世界に、シダたちが根をはり、少しずつ
いろいろな植物がタネから芽生え、溶岩の隙間に溜まる水を集め、成長して
枯れて行き、オヒアがそこで育ちます。
このすべての島が通って来た歴史を目の当たりにできることは、
感動を通り越して、畏怖を感じることも多いです。
ここの緑の大地も歴史を遡れば、真っ黒な溶岩大地だったのです。
(ワイキキもカウアイ島のキャニオンも全部そうなのですが。。。)
ハワイ島は四国の6割くらいの島ですが、世界一高い山、世界一体積の大きな
山があります。
<ヒロのビーチからのマウナケアの夕焼け>
マウナケアは海底からだと1万メートルを超え、エベレストを超える山です。
マウナロアは自らの重さで海底を何キロも下に押し下げ、島の南半分の
ほとんどを形作るような巨大な山です。
なだらかな斜面はマウナケアよりもずいぶんと低く見えるし、とんがった
山頂がなくて、まるで丘のように見えますが、マウナケアよりも5
0メートル低いだけ。4000メートルを超える山なので、冬場の嵐の時には、
白いスカーフをふわりと落としたように雪が山の肩を抱くように包みこみ、
マウナケアに劣らない雪景色の美しい山です。車で頂上の近くまで
登れるマウナケアとは違い、頂上へは2泊の山小屋泊が必要な本格的な登山です。
マウナケアやマウナロアは書き出すと、たくさんたくさんシェアしたい
ことがあるので、またそれぞれ別の記事に書きますね
ヒロの北、ハーマクアコーストはあちこちでマウナケアからの雪水などが
山麓を深く刻んだり、海へと落ちる滝を作る美しい海岸線。
また、島の北の方は島の中では古いエリアになり、大きな木と静かな
気配がここプナとはずいぶんと違います。
ここプナは海の近くでたくさんの湧き水が溢れています。
プナは、『泉』という意味があり溶岩だけでなく、溶岩で温められた湧き水に
恵まれた水のエレメントのパワーも強い土地です。
湧き水で泳ぎ、海にも飛び込み、寄せて来る波を見つめたり、ジャングルに
包まれたりと、カポホの海は訪れる度に、私を清めてくれてたくさんの
エネルギーで満たしてくれます。
どこに行っても、人の気配よりも緑や溶岩など自然そのものの気配が
強く、彼らが語りかけてくれて、優しく包んでくれるように感じます。
とても個人的な、ハワイ島大好き!記事でしたが。笑
みなさんも旅行や、ここでのワークショップやリトリート、B&Bで
島のこのパワフルな自然に抱かれてくださいね。お待ちしております
<ハワイ最東端のクムカヒ岬からの朝日です>
アロハをたくさん込めて
Keiko