私たちに与えられた自由 | Mako LOVE Photography

光を見るか
影をみるか。


私たちに与えられた
大きな大きな権利?
または
試練?だと思う。


なぜなら
私たちの目は
カメラと同じだから。


最も心惹かれた部分に
フォーカスする
それだけ。


今は大好きなハワイ。
はじめて訪れた時は
正直
「なんでみんなそんな行きたがるんだろう?」って
はなはだ疑問に思ってかえってきた。


今は大好きな
モアナサーフライダー・ウェスティンの
真っ白な建物さえ
なんだか曇ってみえた。


人間が荒らしてしまった跡の
超観光地の姿しか
その時はまだ
目に入らなかったんだな~と
思う。


初めて訪れてから
10年も経ってないから
きっと
ハワイ自体
そんなに変わっていないけれど


私が
「ありがちな観光地」の目でみるか
「すばらしい大地」の目でみるかで
目に飛び込んでくる景色がまるで違う。


最近
出会う人でも
おんなじような体験したんですよ、ね。


その方とは
半年前に出会っていて。


仕事で助けていただく方にも
かかわらず
なんだか会話がかみあわない
とんちんかんなことを言う方だな~、なんて
生意気なことを思って
遠巻きに見てたんです。


そして
半年ぶりに
またお仕事で出会う機会があった時
彼の仕事への向き合い方が
垣間見える出来事があって、ね。


「とんちんかん」に見えていた彼は
誰よりも
とても真摯に丁寧に
物事に向き合う人でした。


その瞬間
私のフォーカスは
とんちんかんから
真摯な人に切り替えられたんでしょう。


今や
その真摯さは
私を感動させ
思わず惚れてしまいそうになるくらい。(笑)


説明は不器用かもしれないけれど
細部にまで気をくばって後
いただくアドバイスは
重みのあるもの。


きっと
真摯にものごとにむきあうことも
ちょっととんちんかんな説明も(笑)


きっと当時の彼も
両方
持っていた部分。


わたしが
とんちんかん!って決めつけたばっかりに
以後
彼のとても真摯で丁寧に物事に向かう姿は
私の目には入ってこなかったんです、よね。


とっても
もったいない。


人間
自分のことだって。
自分のことだからこそ。


360度見えるなんてことは
一生ないけれど。


自分は
こういう人。


あの人は
こういう人。


できるだけ決めつけずに
生きていきたいな、とそう思う。


光の部分を選択するか
影の部分を選択するか


どっちがいい、悪いでなく
どちらもその人を彩る
大切な要素。


何を見るかは
私が決めればいい。


そして
何が見えてきても
それはほんの一部であることを
忘れないでいたい。


私たちの目は
カメラと同じ
その時心惹かれた部分が
写るだけ。


目の前の事柄が
全部見えるている、なんてこと
ないんだよね~。


もし本気でそう思うなら
それはきっと
幻想、幻想!!(笑)