こんにちは、Mayです
前回の続きで、今回は中編です。
今回の事故で、JAL側の反省点がなかったと言えば、そうではない。
というところで終わっていました。
全員脱出させた超優秀な航空会社ということは私も重々承知していますが、様々な視点から自由に意見を出していくことはどんな時にも大切だと思うので、私が思ったことは
・乗務員同士のコミュニケーションは
本当に取れていたか?
・ビデオを見る限り、脱出するまでの時間が長かったように感じる。
後ろの乗客は脱出から長い間(何十分レベルの話ではなく数分レベルの話です)取り残されていなかったか?
・あと30秒、あと1分、もっと早く
自己判断でドアは開けられなかったか。
→自己判断で開けたことが賞賛されていますが、私のいた会社では、緊急の場合は機長からすぐ指示がなければドア担当が自分で判断することは基本中の基本です。
誰に聞くまでもなく自分で判断します。
何分もこんな状況の中で指示を待つことはしません。
→現役クルー10人以上に聞きましたが、実際の状況がわからないけれど煙が充満しており肺に苦しみをもたらしているのに開けていないので少し遅く感じるとの意見がありました。
しかし、これは其々の航空会社の手順がありますので何とも言えないです。
チェックリストをチェックしていたのかもしれません。
正しいドアを開け、開けてはいけないドアを開けなかった、その判断は100%正しかったと思っています。
でも、私も少し遅く感じてしまった1人です。
あと30秒、あと1分早く開けられなかったか、もっと早く開けるためには何が必要だったか、と。
・英語での呼びかけはあったか
(お客様リストからもある程度分かりますが、お名前からは分からない時もあるのでやはり英語での呼びかけは簡単にでも必要だと思います。もし英語が適切に使用されていたら申し訳ないです。)
私が持っていなかった視点
「民族大移動のお正月の時期に、
フルサービスキャリアを選べる経済力のある人が多かった。
だから少し年齢層が高めで
落ち着いて冷静に行動できる人が多く乗っていた」
という視点。
私も2023-2024年は久しぶりに【お正月帰省】をしまして、京都1泊経由で九州に行っていました。
帰りは、1月2日の事故の日の
フライトを予約していました。
(九州→羽田)
確かにいつもより高かったです。
(仕事の都合で年末直前で予約したので、
時間的にANAの選択肢しか残ってなかった)
羽田への片道料金(2人分)は
9万円弱でした。
(ちなみに、これは手数料なしで全額払い戻しをしてくださったので、既に返金されています。
この判断は、欠航決定と同時にアナウンスされました。
非常に早かったですね。
GSさんがイレギュラー対応に非常に慣れていること、そして上長の判断が早いなと思いましたね。
荷物もすぐに帰ってきました。
ANAさん、迅速なご対応ありがとうございました。)
非常口座席
非常時は脱出スライドを客室乗務員が先に降りて、降りた地面で、滑り落ちてくる乗客のサポートをすることもあります。
ですが、非常口座席に座る方々は、
上記をお願いされる場合があります。
脱出時、他の乗客の脱出を援助し、
乗務員より指示されたことを遂行する義務があります。
だから、体が不自由な方、妊婦さんや子供は乗れません。
ただ足元が広いという理由で非常口座席を選ぶのは、くれぐれもおやめください
責任感の強い方、体力がある方、ぜひお座りください。
私も好き好んで座ってますがね。
(もちろん非常時には援助します)
ちなみに、外資系だと英語またはその国の言葉ができなければ座れない航空会社がほとんどです。
非常口に「この人だと無理だろうなぁ」って思ってしまう方もいます。
緊急時手伝えもしないのに座ってるのがわかったら、私、脱出スライドから蹴落としてしまいそう。
ですがそんな心配も無用。
多分私がそうする前に真っ先に逃げていくだろう。
見た目だけじゃ何とも言えませんが、見た目って相当な判断材料ですからね。
と、小文字で嫌味を言ったところで失礼しておきます。(退散)
次は最終編で、まとめ等を書きます
(1月に祖父が亡くなり、何度も飛行機で往復して、心身ともに疲れて省エネモードでしたが、また受講をオープンさせたりブログ書けるように頑張ります!!
受講者さまがフライトを楽しんでいらっしゃるのをご報告頂くたびにとても元気をもらえます
ありがとうございます)
今日は、五反田の立ち食いうどん(おにやんま)に行って桜を見に行く予定
(といっても六本木にあればいいな、レベルですが、、)
その前に近所のスタバで濃すぎるコーヒーを飲みながら1人で無になっております。
(夫は歯医者さんで定期クリーニング)
東京は気温は高めですが、風が強いので、風邪ひきそうです。
みなさまもご自愛ください
May