5月31日にコボちゃんが7年間通った小学校を卒業しました!!
男子5人、女子6人、合計11人。
?
幼稚園からずっと一緒だったのは6人かな?
校長先生も長年インターナショナルや本土の
モンテッソーリ学校で積んできたキャリアの卒業。
我が家からはハクレイをプレゼントしました。
ラニもコボちゃんもお世話になった、
4~6年生の担任の先生。(みんなで変顔)
コボちゃんのスピーチには、
この先生への感謝がとてもよく書かれていました。
「4年生からの3年間、〇〇先生は僕の一番の理解者で、僕の考え方や僕の長所、短所をよく理解していてくれて、僕をいつも僕が一番力を発揮できるように支えてくれたことに、心から感謝しています。」
この先生がスピーチを添削している時には書かれていなかった、先生への名指しの感謝の気持ちがスピーチの最後に足されていて、先生もビックリしたって~!!!やるなぁ~、コボちゃん!!
自分を取り巻く、自分を助けて支えてくれる人、環境に気づける子に育っていることが、マミーはとても嬉しかったです。
ハワイの小中学校のシステムはとても不思議で、
ホノルル地区の小学校は通常5年生で卒業。
6年生からは中学校です。
そう、地区や学校ごとに卒業学年が違うんです。
(続けて数えて行って12年生が高校最終学年)
だから、
このモンテッソーリ学校を5年生で辞めて
6年生から始まる中学校へ進学する子も少数います。
その方が中学校に初学年から行けるので、
空席が沢山あって入りやすいから。
(途中からだと、だれか辞めないと席が空かないの😭)
マミーもホノルル地区の6年生から始まる公立チャータースクールの中学校に進学して欲しかったけど、どうしてもこの小学校は6年生の最終学年まで終わらせて欲しかったんです。
(*チャータースクールは独自のカリキュラムを持った公立学校なので、授業料は無料です。)
でも、3学年縦割りのモンテッソーリ学校の教室では、6年生が一番大きな責任とリーダーシップをもって4年生以上を取りまとめるから、6年生を修了することで、モンテッソーリ教育が完了するといっても過言ではないから。。。
結局、5年生で辞めなかったことで、6年生から始まる公立チャータースクールには席がなくて、入れませんでしたが・・・、
そんなことは諦めが付くほど、このモンテッソーリ学校で素晴らしい教育を受けることが出来ました。
他の小学校では考えられない環境です。
午前中は自分でいつ、何をするかを決めて、先生に報告する。
自分で課題をやってもいいし、同じ時間に同じことをやっている他の子と助け合ってもいい。
自分でキリがいいと思う時間におやつ休憩を取る。
集中してサッサと終われば、先生にもっと先を習うことも出来るし、自分のやりたいことに取り組むことが出来る。
コボちゃんは算数は好きなので、大分先に進んでいました。先生に頼まれて同級生や下級生にチューターにもなってました。他の科目はまーまーなので(😆)、早く仕事を終わらせることが出来たら、他の子供と学校で飼うことにしたトカゲやカタツムリ(校庭で捕まえた子達)の世話をしたり、お料理大好きなので学校で育てていたハーブでペストソースを作ったりしていました。取り掛かるのが苦手なので、金曜日お休み時間返上も何度かありましたが、お料理や生き物の世話をしたい一心で仕事を片づけてたこともあったみたいです。
このシステムで大変なのは自己管理。。。
そう、小学生のうちから、大人があつらえた学校時間を過ごすのではなくて、時間の自己設計と自律を訓練するようなシステムです。
少し特殊な考えで、特殊な動きをするコボちゃんが、もし他の学校に行っていたら、アメリカであっても【出る杭は打たれて】、コボちゃんの秀でた特性と能力はボコボコに問題児扱いされて自尊心すら失って、今持っている高い自己肯定感とチャレンジ精神は存在しなかったと思うと、子供時代の教育って大切だなぁってつくづく思います。
素晴らしい先生に出会って、素晴らしい人格の礎を築いていただいたこの学校に大きな感謝です。
あーーん、モンテッソーリ学校に
中学校がないのが残念だぁ~・・
7年間、二人の子供達をのびのびと
個性を100%活かす教育をしてくださって、
ありがとうございました!!!