3種類のチップ | 南国ハワイで頑張る母の日常 ~ えい、えいっ、オー!

南国ハワイで頑張る母の日常 ~ えい、えいっ、オー!

ハワイ親子留学サイトの編集長さんに励まされブログ始めました。
「憧れのハワイでの子育てについて…」ですが、
子育てに、家事に、仕事に、駈けずり回って1日はあっという間。
それでも、ため息をついた時に見上げた青空に、山々にかかる虹に励まされ頑張っています。

日本にはないチップ制度
日本語が十分に通じるハワイでも、アメリカアメリカである以上チップ制度がある。

チップに馴染みのない、日本の旅行者には、
金銭的によりも、精神的に、便宜的に多少の負担になっているだろう。

いつあげる?
いくらあげる?
小さいお金ある?・・・・などなど?


お金お金お金お金お金

今日は、チップの種類のお話。

実際、チップに種類があるわけではないが、
ワイキキのオーシャンフロント・ホテルで働いていたマミーばい菌2の経験による独断な分類では、

義理チップ
真心チップ
下心チップ

がある。

アメリカの仕事には、チップを貰うことを前提にした時給
チップを断る(貰わない)ことを前提にした時給がある。

チップを貰うことを前提にした時給は低く、例ではバーテンダー、ベルボーイ、ウェイトレスなど。
時給は低いけど、チップで稼ぐ。


たとえば、知り合いのDUKE'Sのバーテンダーは、

多い時はチップだけで1晩で$400稼げるといっていた。

チップを貰わないことを前提にした時給は高く、ポジションはホテルや会社によって違うが、
マミーがいたホテルでは、コンシェルジェ、プールアテンダント、など。



さて、義理チップ
これは、チップという制度があるから出すチップ。

ベルボーイとか、レストランでとか。レストランでは15%程度。


義理チップは、チップを貰わないことを前提にした時給の人が

「いえいえ、お気になさらないで。」というと、大抵のお客様は引っ込める。

真心チップ
これは、やってもらった仕事に対して本当に感謝&評価してくれるチップ。

この場合「いえいえ、お気になさらないで。」と言っても、

「いえいえ、本当にお世話になりました。どうか、受け取ってください。」ということになる。
この種のチップは金額も高く、マミーの経験では100ドルまでいただいたことがある。

で、下心チップ
これは、「お金あげるから、なんとか便宜払ってよ。」という、まだ受けていないサービスに払うチップ。

フロントデスクなどで、チェックインの際に、

「オーシャンフロントにアップグレードしてもらえると嬉しいんだけど・・・。」

なんて言って$20チラリと差し出すアメリカ人は結構いる。


そういう取引が行われているのを、ホテルのマネージメントも周知なので、

この不景気になってからは、会社側から

「チェックインの際にアップグレードパッケージを売ったフロント係にはコミッションを出します。」

という経営戦略になったところが多い。


お金お金お金お金


経験から言うと、日本人は義理チップは慣れてきたけど、真心チップが上手くできない。

おそらく、文化的に、お礼の気持ちをお金で渡すのは生々しいと思うんだろう。

下心チップは、文化的にも古代日本から存在してそうだけど・・・。)


でもね、「本当にお世話になりました~!」って言って、

帰国する前に残った柿ピーとか羊羹とかをいただいたり、

ホノルルクッキーカンパニーの詰め合わせいただいたりするのも、もちろん嬉しいんだけど・・・。


お金が一番!

仕事ですから!


臆せずに、金額が気になるなら「少ないですけど。」って言って、

$5ドルでも、$10でも渡していただいたほうが・・・。


ね~。