ダメレース反省記②。ユナイテッドグアムマラソン。 | Go PARADISE Go!

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RUNときどきHAWAII。初フルはホノルル。HAWAIIホーリック&時々海外レース。フルのベストは3:52:43。50分を切りたい。キティーをかぶってますけど、いつだって本気で走ってます。

フルのスタートから1時間。
やることないピナコラです。


道に座っていると次第に眠くなる

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スタートゲートの中で
レースの妖精と写真撮ってみたりして。
どこからどう見てもハハとムスメ。
いや、オバはんとお若いお嬢さん

かわええなあ。若くて、ピチピチしていて、意気揚々としていて、これからなんでもできるよ。たとえここがグアムであっても。

一方、最早したくても出来なくなることが
年ごとに多くなるあたし。

思えばこんなキラキラした時代があっただろうか?
若い頃はアホみたいな女にはなりたくないと、突っ張って世界をナナメに見ていた。そしてこんな年になってから馬鹿なことやるようになる。

若いというだけで羨ましくて
涙がポロリと出ちゃう。 

ホントに二度と決して若返らない。。。
ということを考えると、
ときどきとてもとても悲しくなるのです



そしてこのキラキラ妖精の写真を見ていましたら、気がつきました。

こう、その、ピースの出し方が違うのね。お若いお嬢さんと、年増とは

世界共通、お嬢さんは肘をですね、こう、グイッと外に開く

なるほど。

んでやってみたのが

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。。。。

イタいだけです。
(自然に出せるように積み重ねあるのみ←やるつもりか?)



お若いお嬢さんを見てポロリと涙ぐんでいる場合ではなかった。

時刻は4時。ハーフのスタート。


数年前に走っているから、高低差もだいたいわかる。Kマートのあたりが、多分レースの最高地点なので、その後の往路は下り基調。逆に復路のラストは5キロくらい上り。

走り始めだからKマートまでは苦手な上りとはいえ、ちゃんと走る。
が、全くペースか上がらない。

エイドは思いのほか沢山ある。2キロごとくらいかな。真夜中なのに元気いっぱいの高校生たちが応援してくれてすごく嬉しい

ので、いちいち止まると、
ストップ&ゴー。結構足にきていたのかも。
スポドリはゲーラレーロ。
このゲーラレーロがのちのち。。。

その後は推して知るべし。

5キロ辺りで、既に歩いている人がいる

いやいや、いやいやwまだ歩くには早いでしょ。

ミストが出ているところでは水をかけてもらい、エイドでスポンジをらもらったので、ブラの背中に入れて、ちょっとでも身体を冷やすようにして走る。この前スポンジをもらったのはどこのレースだったかな?北海道?

日は出てないのに、どんどん心拍数が上がっている気がする

途中の港みたいなところで、誰か声援!と思ったら高橋尚子さんが来ていた!ハイタッチして頑張ります。

そのあとは暗い道を急ぐ。

折り返してくるフルのトップがやってきて、その後、次第にスライドしていくランナーが増えてくる。

平坦だし道はだいたいわかっているので、心配はそれほどない。出来るだけ走路を見るようにして、例のカエルが、死んでいないか確認しながら走る。

カエルは踏まなかった。
というか見えなかった


ハーフの折り返しが近づいてきた。


折り返しの前で
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こんな人たち。
(レース中の写真はコレだけ)

この人たちフルの最後方からスタートして行ったよね。マジだいしょぶか?特にバットマン。と思っていたけれど、今の今、ここ?

ちなみにあたしがフィニッシュした時点で、既に公園にいた。。。ということはどこかの時点で完走を諦めたのでありましょうか?


そして折り返し。

それでもハーフまではギリギリまともだった。
後からラップを見たらダメダメ往路だったけれど、とりあえず1時間で折り返していた。


でも、折り返してからキセキのように素晴らしい走りが訪れるなんていうことはありませんでした。

かわりに訪れたのは、遠いところから嵐の予感。

嵐といっても天ではない。自身の内部に。

えええっと。。。マズイな

おトイレ行きたいのだろうか?あたし。。。


いやいや、考えない。

考えないようにしましたけれど、わたくし人生のある時点から括約筋に十字架を背負っておりまして、詳しくは申し述べませんけれど、いきたいとか、ガマンとかの意思とは無関係にドンドン来てしまうといいますか。。。

あれ?どうしよう。
あとどれくらいある?7〜8キロ?

逡巡しながら走っていたらエイドがあったので、おトイレある???と聞いたら

「NO〜」


って、あんたたちはどうしてんのよ


心拍だけでなく血圧上昇しちやったじゃないのさ!

迫り来る不安。。。

深呼吸深呼吸。。。

スーハースーハー。


とりあえず心を落ち着けるためにマグオン投入(はたして意味があるのか)

ああ、でもここのエイドの女の子は頑張ってくれましたよ。エイドの後方の建物の中におトイレがあるかと、わざわざ聞いてくれましたよ
鍵が開いてなかった。

ここに長居しても事態は悪化しこそすれ良転はしないことがわかったので、先のおトイレを探すことにする。多分2キロくらい走れば。。。

しかしですね。

時刻は5時20分くらい?

考えないようにしていても、普段の生活なら、この辺りから朝起きて〜おトイレ行って〜の時刻じゃありませんか。。。ゲーラレーロ飲みすぎたのかな。ゲーラレーロってお腹にきませんか?

どこかで行かないとかなりヤバい状況。
最早ウン命はどちらに転ぶかワカリマセン。

海岸沿いを走っていたので、海際のおトイレを探すも、無い!全然無い!

うううむ。

まだ暗いし、万が一の場合はそこらの草むらに。。。夜が明けて来たらば。。。さすがに草むらというわけにはいかないだろう。。。

もうね。

言いたくないが、クレヨンしんちゃんの「母ちゃん、はやくはやく〜。お顔が出てるううう」な感じです。マズイでしょお顔が出ちゃったら。。。あたしの、人としての、尊厳は。。。

まあ、尊厳という意味ではそこらの草むらも一緒な気がするけども。

お顔が出ちゃったらどなしよ。
いや、まだ出てないですけども、深刻度がかなり増してきた。

買ったばかりのランパンダ履いてるしな。そのような事態になったらば、1万円近くを捨てるには忍びない。かくなるうえは。。。

かくなるうえは。。。どうする?

ランパンダの心配をしていたら。。。

遠くから。。。あ、コレは体の中の声ではなくて、現実にら前方から、誰あろうQちゃんの声が。


高橋さんがハイタッチに現れた!

ということは。。。

助かり!

おトイレ!ハケーーン!

ハアハアよがっだだー。
人としての尊厳を捨てずに済んだ〜。


はい、スッキリ〜。

高橋さんがハイタッチの手を差し出していたけれど、トイレから出たてだったので、遠慮しておきましたww。

ちゃんと手は洗ったよ

高橋尚子さんがいらしたのはちょうど10キロの折り返しポイント。

故にここからはフル、ハーフ、10キロのランナーが入り混じる。そしてここから登り5キロ。
スッキリしたので緩い10Kランナーをかわしながら登る。

この辺りから雨が降って来た。

もうちょっと早く降って来てくれたらなあ。タイムは随分違っていたかもしれないのに。でもおトイレ行っちゃったら同じですかね。
上りで雨になったのを感謝しながら走る。

まあね、ダラダラ上りなんですけど、それなりにキツイ。数年前はここを歩いた。でもいまはその時よりは走力はあるはず。と思いながら。

皇居の登りよりは長いですかな。

そしてやっとKマートまで戻ってきた。


雨が結構強くなってきた。
もうタイムはダメ、だけれど最後だけでも頑張るのだ。
Kマートを左折。ハーフだし、今更だけど足は全然残っている。そこからの下り坂でちょっとでも順位を上げられるよう。

残り1キロ。雨粒が、どんどん大きくなって、気持ちがいい。

ラストだけバリバリ走って
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フィニッシュしました


走り終わったら猛烈な土砂降り。

PPMさんには抜かれなかった。
カエルも踏まなかった(多分)。
でも、2時間切りを目指したけれど全然無理だった。

2時間8分。
ハーフで2時間切れなかったのはいつのことか?

2時間8分もかかったのは、
数年前のグアムマラソン以来かも。

やはり桜のシーズンから真夏のグアムで走るのは難しい。つくづく、シンガポールとか香港とか台湾とかでトレーニングされている方を尊敬します。

そんなユナイテッドグアムマラソン