うまい棒!を食べ比べたり。
今日の練習会に初めて参加された方の中に義足のランナーがいらして、
一緒にお花見RUN。
高校駅伝でも走っていたという。
事故で右足を失ってしまった。
まあ、たぶん本来ならばあたしたちのレベルではありません。
義足もジョグレベルのものだという。
なんかね、やはりそれぞれのレベルと競技に応じてオーダーメイドらしいです。
ご主人はジャンルは違うけれどもリオのパラリンピック出場が決まっているトップ選手という由。
自分が旦那さんのためにできることは何かと考えた時に、やはり前のように走るようになることで彼を応援したいと思ったんだって。
なかなか勇気が必要だよね。
また来週も走りに来てくれるかな。
いろいろ思うことはあるのだけれど、もし、自分が何かを失ったら、または病気とかで、この状態ではなくなったら、再び走る勇気があるだろうか。
別に本格的なランナーでもないんだから特に走る必要もないんだけれども。
まあ、しかしうちのチームには、癌を克服されて人生の後半になってから走り始めたお母様などもいるしね。PPMさんだって50を過ぎてからサブ3とかね。
別大でPPMさんと一緒だったという方がわざわざ都内から走りに来ていて、自分は伸び悩んでいて、もうタイムは望めないかもと思っていたけれども「別大でPPMさんと知り合って勇気をもらいました」なーんてことを言うのです。
その後の東京で自己ベストを更新したと。
「今日は来て良かった。いろいろ頑張っている人と走れたから」。
何のために走っているのかはまるでわからないけれども、自分たちが病気や障害や加齢と戦いつつベストを尽くすことが、どこかで人さまのお役に立つこともあるのだと思った、お花見の日なのでありました。