後ろ足を使って台に乗る練習をしました。
前足を台に乗せることは、すでに理解でています。
台を下に置くとどうしても知ってる前脚を載せてしまい、なかなかできませんでした。
以前後脚を台に乗せる初歩の記事を書きました。
この時はまだ意識してやっているというよりも偶然という感じでした。
今回はしっかりと意識して台に登っています。
クリッカートレーニングでは、誘導せずとも犬が考えてこの行動をするようになります。
自分の後脚の肉球で感じる感触と後脚の筋肉の動きを意識してこの行動は生まれます。
動画の後半に台に乗ってから「フセ」をさせています。
このトレーニングの目的は、この狭くて肩幅ぐらいの台から落ちずに「スワレ」と「フセ」をすることです。
後肢を意識できないと前足を固定したスワレからフセをすると後ろに引いた後肢が落ちてしまいます。
これからだんだんと傾斜をなくしていき、平坦な板の上でできるようにしていきます。
トレーニングとは小さなピースの積み重ねです。
この積み重ねが大切。
簡単にみえるこの程度の段差や傾斜でも、後ろ向きで探りながら足を乗せるって嫌だし怖いと思う。
でも、ここまでの積み重ねとハンドラーとの信頼関係で頑張れる。
そんな犬の理解力をすごいなぁって思う。