2017年にオビディエンス世界大会に出場するために犬を連れてベルギーへ行く機会がありました。
世界大会はベルギーのオステンドという街で行われました。
ブリュッセルに到着してレンタカーで市内へ。
ここで2泊してオステンドへ移動しました。
驚いたのは、空港内を犬が普通に歩けること。
ちなみに日本の成田空港では、ケージの中。
ホテルの近くにあったレストランに犬連れで行くとテラス席はあったが店員さんが店内に案内してくれた。
「犬は大丈夫?」って聞くと「問題ないよ」と笑顔で言ってくれた。
外は肌寒かったのでありがたかった。
その後、どのお店に入っても普通に店内に案内され食事ができた。
日本ではペットOKかを事前に調べてわざわざ行かないと犬と一緒に食事もできない。
乗ったときに車内にいる人たちが、こちらを見ることもない。
「かわいい〜」など触りにくる人もいない。
全く無反応。
アジア人のグループがそれぞれ大きな犬を3頭連れて車内にいるのにだ。
日本だったら乗れたとしてもかなりの注目を浴びるだろう。
スタバのようなコーヒーショップも何も制限はなく入れた。
混んでるお店や、スーパーマーケットなどは衛生面とモラルを考えれば連れて行こうとは思わない。
何が良くて何がダメかは常識があればわかる。
オステンドの道路には排泄物を入れる専用のゴミ箱が設置されてたが、放置されたものが特に朝はたくさん落ちていた。
同じベルギーでも、こちらはノーリードは禁止。
互いにすれ違うと向こうはギャンギャン吠えまくってた。
レストランにもテラス席にも犬はいない。
私たちもホテルに犬をお留守番させて食事に行くことに。
かえって、ノーリード規制やゴミ箱などのサービスがあることでモラルは低くなるのかなぁと思った。
日本の今とこれからを考えるとやはり飼主の自己責任能力とモラル教育が一番必要なのではないかと、とても考えさせられた経験だった。