「Leave it」と「yellow ribbon」 | Having FUN Workingdog Training

Having FUN Workingdog Training

ドッグトレーニングのことなど綴っています

犬の中には犬や人、その他色々苦手な子も少なからずいます。

犬や人、その他を見ると唸るまたは「ガウガウ」言ってしまう。

近寄ると噛みついてしまうなど。


こう言った状況の場合、飼い主さまとしてはなんとしてでも慣れることがトレーニングだと思って、頑張ってしまうことも多い。

でも、まずは苦手なものから離れてあげる。



イエローリボンプロジェクトというのもあって、リードに黄色いリボンをつけてあげることで愛犬を無用なストレスから守ってあげることも大切です。


距離をとってあげることで緊張を緩めることができます。

我慢させるのではなく、「自ら離れることもいいよね」と教えてあげる。

回避することを選択できるようにしてあげると、それだけでも犬はホッとします。


犬は飼い主が自分のことをわかってくれてる、味方になってくれてると思うことでとても心強く感じる。


上手に回避できるようになったら、遠くに犬がいるような状況でベンチに座るなどしてリラックスした雰囲気を作ります。

犬が遠くの犬から目を逸らしたらクリッカーを鳴らして一粒オヤツを与えます。

この時、飼い主を見る必要はありません。

偶然でも構いません。

目を離すことに対して「クリック」です。


こうして少しずつ距離を縮めて、怖い対象にロックオンしないことを教えてあげます。

「見ないよー」とか「リーブイット」とかキューをつけておくといいです。


犬を見つけたらクリックをして、こちらを向かせることは間違いです。

クリッカーは犬の注意を促すツールではないからです。

時々間違った使い方をしちゃう人がいるので、気をつけてくださいね。

カチカチっと何度も鳴らして褒めちゃうのもダメですよー。


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